チェンマイで悠々として急げ!

カレン族の村から迷い出たクンター(爺様)のよれよれ、とぼとぼ「再生記」

カテゴリ: チェンマイのイベント

祖母と孫


陰暦12月の満月の夜に発祥するローイクラトン(灯籠流し)は、水の女神に感謝の祈りを捧げ、自らの心や身体の穢れを洗い清めるための伝統行事である。

近年、某新興仏教団体が資金集めのために始めた無節操な「大量コムローイ(熱気球式紙風船)揚げ」が他にも伝染して、コムローイ祭りなどという笑止な呼称で多くの観光客を集めているが、その入場料がタイ人が眉をしかめるほどに法外なものであることを認識しているツーリストは少ない。

ローイクラトンという本来の祭りにとって、コムローイ揚げは爆竹や花火と同様に祭りを賑やかす添え物に過ぎず、紙風船そのものはそこいらの雑貨屋などで100バーツ程度で買える代物だ。

時期もローイクラトンに限ったわけでなく、それぞれの祈願や祝い事の折り折りに、家族や仲間と共に思い思いに揚げる習わしだった。

そんな代物を、いくら伝統の踊りや料理がセットになっているとはいえ、5,000バーツ前後のチケットを売り出して観光客を一カ所に集め、その集合美でもって目をくらます詐欺まがいの商法横行に疑問を呈するタイ人は数多い。

それへの抗議表明の一環として、有料会場の周囲に無料の観覧席を勝手に確保して無料見物を楽しむタイ人(日本人も?)も増えて来た。

若い家族


提灯


昨夜、スマホ専用アカウントで紹介したドーイサケット池ほとりでの入場料無しの試みもその一つだ。

といったような背景を知った上で、この美しい伝統行事を楽しむ人が増えれば、チェンマイに暮らすタイ人たちも大いに喜ぶことだろう。

★クンター、今日のおすすめ!

 
講義会場

 かつて、ミャンマー国境に近いカレン族の村で暮らしていた爺様自身が、“ミャンマーの今を知りたい”と無い智恵絞って企画した「チェンマイわいわい映画塾」。

 なんと、7月28日の当日には『一杯のモヒンガ—』を監督した北角裕樹さんが、ヤンゴンから手弁当で空を飛んでやって来てくれることになりました。

 わあ、大変だ、どうしよう、どうしよう、誰も見に来なかったらどうしよう!?

 パニックになりかけた爺様に、今度は情報紙の『CHAO(ちゃ〜お)』が温かい後援の手を差し伸べてくれました。

 7月10日発行の次号にも続報が掲載されます。

 なお、北角さんがヤンゴンで展開する幅広い文化事業については「ヤンゴン編集プロダクション」でサイト検索してみてくだされい。

*************

ちゃ~お(Chao)https://www.facebook.com/chao.chiangmai/

■第1回チェンマイわいわい映画塾開催

~見たい、気になる、あの人にも見せたい・・・そんな映画を一緒に見て、語って、ちょっぴりお勉強~
 
★第1回上映作品は、日本人若手監督による「日麺合作映画二本立て」です。
★当日は『一杯のモヒンガ—』の北角裕樹監督(ヤンゴン編集プロダクション代表)が、ヤンゴンから駆けつけてくれます。映画作りを含めたミャンマーの最新文化事情を知る絶好のチャンスです。

★2作品とも「2019年東京映画祭新人監督賞入選」など、数々の国際賞を受賞しています。
★参加費は無料。16席限定ですので、予約はお早めに。なお、 上映終了後は近くのお店で懇親会を予定しています。

【上映作品】

①『一杯のモヒンガ—』(北角裕樹監督・28分)
 ミャンマーの伝統的麺料理「モヒンガ—」作りを通じて父親の復讐を目論み、悪の巨大組織に挑む若い料理人のとんでもない料理バトルを描くコメディ映画。
 2018年夕張映画祭招待作品。ニューヨーク映画賞最優秀パロディ賞受賞。日本語字幕付き。

②『アンセスターズ・メモリーズ』(茂野新太監督・48分) 
 ミャンマー舞台のドキュメンタリー映画。日本人とミャンマー人の学生が「戦争と旧日本軍」の記憶を求めて、高齢証言者や慰霊地を訪ね歩く旅へ出た。そこで彼らが聞き知った「戦争の姿」とは? 
 2019年3月期ロサンジェルス映画賞で最優秀中編ドキュメンタリー賞受賞。日本語字幕付き。

【日時】7月28日(日)14:00~17:00
【場所】パンティッププラザ3階「タイ語学校TSL」受付左隣り教室にて。
【予約】kuntaa.yoshida@gmail.com(吉田)
【後援】CHAO(ちゃ〜お)、タイ語学校TSL

※一杯のモヒンガー予告編

https://www.youtube.com/watch?v=B1CIZHtaNrY

※「アンセスターズ・メモリーズ」予告編
https://www.facebook.com/watch/?v=398909570942125

★クンター、今日のお薦めです。
狂恋 in ニューヨーク (旅する人に贈るノンフィクション文庫)

講義会場



*後援:情報紙『CHAO(ちゃ〜お)』、タイ語学校TSL*

★見たい、気になる、人にも見せたい・・・そんな映画を一緒に見て、語って、ちょっぴりお勉強。

☆参加費無料。

★開催は7月28日(日)午後2時〜5時(無事終了後は近くの店で懇親会を予定)。

☆会場はパンティッププラザ3階のタイ語学校TSL受付左隣り教室にて(冒頭写真が会場になる教室です)。


《第一回上映作品は日本人若手監督による“日麺合作映画二本立て”》

①『アンセスターズ・メモリーズ』(茂野新太監督・48分)
 ミャンマー舞台のドキュメンタリー映画。日本人とミャンマー人の学生が「戦争と旧日本軍」の記憶を求めて、高齢証言者や慰霊地を訪ね歩く旅へ出た。そこで彼らが聞き知った「戦争の姿」とは? 2019年3月期ロサンジェルス映画賞で最優秀中編ドキュメンタリー賞受賞。日本語字幕付き。

②『一杯のモヒンガ—』(北角裕樹監督・28分)・・・ミャンマーの伝統的麺料理「モヒンガ—」作りを通じて父の復讐を目論み、悪の巨大組織に挑む若い料理人のとんでもない料理バトルを描くコメディ映画。2018年夕張映画祭招待作品。ニューヨーク映画賞最優秀パロディ賞受賞。日本語字幕付き。

★2作とも上記以外に「2019年東京映画祭新人監督賞入選」など数々の国際賞を受賞しています。

☆ミャンマーに詳しい謎のゲスト講師も招く予定です。

★予告編はこちらから。
https://www.facebook.com/watch/?v=398909570942125
https://www.youtube.com/watch?v=B1CIZHtaNrY

★16席限定。予約はお早めにメールにて! メッセンジャーでもどうぞ。 
 blastk2626@yahoo.co.jp (吉田)

1

本尊の右手から伸びた白木綿の聖糸が「毎日の仏像」につながり。

そこから、「日曜日」「月曜日」・・・と曜日ごとの守護仏に繋がってゆく(水曜日は昼と夜の2仏がある)。

先ずは、かつて見た中で一番ハンサムと思われる本尊仏像に入念にお参りしてから、「毎日の仏像」の肩に水をかけて浄める。

2

3


そして、自分の生まれた曜日の守護仏像に賽銭をあげ、やはり水で浄めて、特に「宝くじ当選祈願」に力を込めた。

4


ちなみに、私の誕生曜日は金曜日で立像だ。

本当は、火曜日の「寝釈迦」が性分に合っているのだがなあ。

土曜日から


格好良さでは、蛇神を背負った土曜日の「ナーダ仏」が一番だ。

これこれ、不信心者は、これだからいけません。

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2019-03-10


トゥン


週末の13日から始まるソンクラーンに備えて、近所のお寺でも準備が始まっている。

色とりどりの旗のようなものは「トゥン」と言って、干支が描かれたタイ式の幟である。

干支のぼり


これには「先祖供養」の意味合いが込められ、まだ昇天できない迷い霊を改めて空へ送るという役割も果たすらしい。

川から運んだ砂で作る「砂の仏塔」には、土地に感謝するという意味が込められ、信徒の足裏について外に運ばれた土や砂を新年にお寺に戻す、という意味合いもあるらしい。

砂のチェディ


かつて住んでいた山奥の寺では、14日に多数の信徒がそばの川からバケツで砂をすくい運んで来ては、巨大な砂の仏塔を作っていた。

これもタンブン(功徳)の一種で、吉数の「3度運びタンブン」をやれば、重くて足腰がヘロヘロになった。

この「砂運びタンブン」を3年連続で一緒にやった爺様の良き理解者「ぷよよさん」も、今は亡い。

      *

残念なことに、この郊外田舎町の寺そばには砂が運べるような広い川はない。

いや、遊歩道のそばの小さな川からは掘れそうだったが、今は3面舗装のために大工事中だ。

だから、どこかから運んできた砂を効率よく使う為に、こうしてブリキの板で囲ったのかもしれないなあ。

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