チェンマイで悠々として急げ!

カレン族の村から迷い出たクンター(爺様)のよれよれ、とぼとぼ「再生記」

カテゴリ: 66歳からの再出発

朝焼け

 たった一人で生きるのは、なんて自由なんだろう。

 昨日の早朝。

 息を呑むような壮麗な朝焼けに見入りながら、つくづくとそう思った。

     *

 爺様の髪がまだ豊かだった52歳の秋。

 20歳の頃から付き合って来たカミさんが先に逝った。

 そのときには、たった一人で生きるのはなんて辛いことなのだろうとつくづくと思った。

 そして、極度の不眠と鬱のどん底から一転して躁状態に転じ、狂ったように旅の日々に身を投じた。

 そうして、気づいたら山奥のカレン族の村で暮らし始めていた。

 そばには、新たなパートナーとその家族がいた。

     *

 今は、その重い軛(くびき)から逃れ、10数年振りにたった一人での自由な暮らしが始まっている。

 たとえば、軽い空腹を感じて田舎町をぶらりと歩く。

 すっかり顔なじみになった総菜屋で、一袋20バーツのゲーンキヨワーン(ココナッツミルク入り緑色甘味カレー)を購う。

 数軒隣りの米屋で、5バーツの炊きたて餅米も。

 噛みしめるごとに甘みが増して、旨いんだなあ、これが。

 ちょっと考えてから、53バーツのビアチャン(象印ビール)のボトルを買う。

 九州の姉に知れたら、また叱られるだろうが、今日はよく働いたから、まあ、許してもらうことにしよう。

     *

 今夜の夕食代は、合計78バーツ。

 これに朝食のジョック30バーツ、昼食のカオソーイ+ご飯の35バーツを足しても、今日1日の食事代(ビール含む)は合計143バーツ(約500円)だ。

 村に居て家族分の昼食用麺類を買えば、そんな額はすぐに吹っ飛んでしまう。

 まあ、なんという極貧生活。

 しかし、まあ、何という極楽生活。

 ああ、自由だなあとつくづくと思う。

 第一、これらの食事を作る手間などなんもにかからないのである。

 朝の米研ぎ、飯炊き、皿洗い、薪割り、火熾しから始まる気の遠くなるような村の時間を思えば、これはまさに極楽=楽園としか言い様のない世界なのだ。

     *

 たとえば、飲料水が切れたらどうするか?

 村では、10リットル入りのタンクを抱えてバイクに乗り、雑貨屋まで交換(20バーツ)に行かなければならない。
 
 そして、家に戻ると腰をかばいながら、その重たいタンクを抱えて奥の母屋まで運ばなければならない。

 ときにはバイクの運転を誤って、転倒することもある。

     *

 ここでは週に1回、水屋さんがペットボトル20本入りのケースを30バーツで交換に来てくれる。

 店で買えば10バーツはするボトル1個が、わずか1,5バーツである。

 その水が切れたら、徒歩1分の自動販売機まで空ボトル2個を手にして歩けばいい。

 1バーツ硬貨を投入すると、店で買えば20バーツはするでっかいペットボトルがあっという間に満杯になり、2本目のボトルが半分くらいまで満ちてしまう。

 10リットルのタンクを満杯にしても、わずか10バーツである。

     *

 洗濯も、徒歩1分のコインランドリーで10バーツ硬貨を2枚投入すれば、あとは1時間待って回収に行くだけだ。

 部屋の脇にある隣人の竹竿を拝借して干せば、昼過ぎに洗濯しても夕方にはすっかり乾いてしまうのである。

 大抵の買い物は、徒歩5分の雑貨屋で済んでしまう。

 それで間に合わなければ、ウオーキングを兼ねて徒歩15分の大型ショッピングセンターまで歩く。

 歳末のディスカウントセールで、こちらがビックリするくらいの値下げをしてくれる。

 先日、ウオーキング用に速乾性のスポーツシャツを2着、ズボンを1本、下着を1枚買ったとき、「ああ、これは800バーツを超えるな」と見積もったのだが、レジが打ち出した数字はなんと586バーツだった。

    *

 こうして細々とした数字を書いているのは、月予算の上限を超えないように、常に気を使って暮らしているからである。

 村での暮らしには、不条理な使途不明金があまりにも多過ぎた。

 それは、タイ嫁としては愛らしいほどにつましい額なのだが、極貧の爺様にとっては相当に過重な負担だった。

 そういえば、町に長く住んでいた老年スイス人男性は、その数十倍もの過重負担に根をあげて拒絶したところ、女房にナイフを突きつけられて、ついに母国へ逃げ帰ってしまった。

 たとえ入る額は雀の涙にしても、金銭の出入りをすべて自分で管理できることは、精神衛生上きわめてよろしいのである。

 買ったばかりのビニール袋を下げて、今や釣瓶落としに6時過ぎには暗くなってくる細道を歩きながら、こう思う。

 巷で喧伝される「夢のロングステイヤー暮らし」に較べれば、なんという極貧生活。

 だが、限りない自由に満ちた夢のような極楽=楽園生活。

朝陽昇った


「チェンマイ極貧楽園記」

 昨夜、ブログのタイトルをまたもやこう改めたのは、以上に述べたような深い想いに突き動かされたからである。

「チェンマイで悠々と急げ!」なんて、のんびりしたことは言っていられない。

 これからの暮らしは、限られた予算の中でギリギリの節約を行いながらの決死のサバイバル戦争なのである。

     *

 生き残れるかどうかは、すべて自らの管理および闘争能力にかかってくる。

 だから、自由ではあっても限りなく辛く、厳しい道のりなのである。

 でも、それは同時に、やっと手にした自由を守る闘いでもあるのだから、本質的にはきっと楽しいものであるに違いない。

 チョークディー!(タイ語でグッドラック)

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姉ちゃんと

 昨夜10時、ベッドに入る直前になって。

 オムコイの病院で処方してもらっていた睡眠剤が、一粒も残っていないことに気がついた。

 あちゃ〜、参ったなあ。

 どうしよう?

     *

 オムコイを去ってからのこの一ヶ月。

 薬を飲んでも、3〜4時間しか眠れない日々が続いている。

 時には、一睡もできない夜もあった。

 これで薬がなかったら、一体どうなるのだろう。

 またもや、一睡もできないことになろうのだろうか。

      *

 だが、この時間になってあれこれ考えても仕方がない。

 晩飯のときに、少しばかり(?)たっぷりとウイスキーを飲んだせいか、いまは猛烈な眠気に襲われているのだ。

 ええい、思い切って寝てしまえ!

 ひるむ自分を叱りつけて、勢いよくふとんを引っかぶった。

      *

 眠りは、意外に早くやってきたようだ。

 夢も、見なかった。

 ハッと目が覚めて時計を見ると、まだ2時半。

 うーん、たった4時間半かあ・・・。

 トイレに立って寝直そうとしたが、もうどうにもならない。

 諦めて顔を洗いに行くと、洗面所の鏡に映った自分の顔がひどいことになっている。

 両目のまぶたが腫れ上がり、目の下のいわゆる「目袋」が隈になって浮き上がっているのだ。

 ついでに、眉毛の白髪も増えている。

 お早う、ハンサムくん!

      *

 だが、考え直してみれば、薬なしに4時間半も眠れたということは、大いに喜ぶべき「事件」ではあるまいか。

 睡眠剤をいつから処方してもらうようになったのか、正確なところはよく思い出せない。

 しかし、薬なしでは眠れない日々は、おそらく2年近くも続いてきただろう。

 あまりにも理不尽な事態が相次いでストレスが重なり、薬を飲んだ上に村の強い焼酎をさらにあおる、という滅茶苦茶な時期もあった。

 そして、ついに病に倒れた。

 だから、たとえ4時間半でも睡眠剤なしで眠れたことは、実に久しぶりの「快挙」と言うべきなのである。

 バンザーイ!

      *

 実は、つい先日の事なのだが。

 数十年前の理不尽な離婚以来、不眠と鬱と絶え間ない体調不良に苦しめられながら、今なお働き続けている心優しくも芯の強い姉から、こんなメールが届いていた。

「つい最近、私はようやく睡眠薬から離脱することができました。あなたにも、ぜひ、そうなって欲しいと心から願っています」

 ありがとう。

 ばってん、姉ちゃん、やったとばい!

 僕も、ついに薬なしで眠れたとよ!

 目の前に姉がいたら、抱きついてそう報告したい気分の朝である。

     *

 じっとしていられないので、ドアを開けて外に飛び出した。

 午前5時のいまの気温は25℃。

 風の冷たかった昨日とは違って、ゆるやかな朝の冷気が心地よい。

 まだ空に星はまたたいているが、そろそろウオーキングに出ようか。

      *

 おっと、その前に一服だ。

 今日も元気だ、煙草がうまい!

 ん?

 「高血圧のくせして、このバカタレが! 酒も煙草も、さっさと止めにゃんたい!」

 苦笑しながら優しく叱る姉の声を、聞いたような気がした。

「は〜い!」

 ちなみに、冒頭写真の下の上品なお坊っちゃまが私、隣りの愛らしい裸のお嬢ちゃんが姉である。

※皆様の応援のおかげで、「人気ブログランキング(アジア)」の部では一位を独走中です。さらに大きなカテゴリーである「海外生活・情報(854人参加)」でも18位、日本も含めた「地域情報(3265人参加)」でも30位まで辿り着くことができました。別に賞金がもらえるわけではありませんが(笑)、書く上での大きな励みになっています。今後とも、変わらぬご声援をよろしくお願いいたしますばい!

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蓮の花

 過去ブログ「タイ山岳民族の村で暮らす」のアクセス解析を見て、驚いた。

 新ブログ開設のお知らせを書いてから、すでに20日近くが経っているというのに、いまだに連日読んでくれている人がいるからだ。

 しかも、訪問者数はこの新ブログとほとんど変わらない。

 閲覧数ともなれば、新ブログをはるかに上回る。

 まあ、旧ブログは10数年間も書いてきたのだから、それが当たり前なのかも知れないのだが、つくづく有り難いと思うと同時に、複雑な想いにもとらわれてしまう。

     *

 私が村を離れた経緯を知るためだろうか、一番読まれているのは、新ブログ開設前の近々の記事である。

 ところが、中には旧ブログ開設直後の亡きカミさんに関する記事や、狂躁状態での旅の様子を綴った記事、あるいは8年ほど前に今回と同様の理由で4ヶ月にも及ぶ長期家出を敢行したときの記事などを読んでいる人もいて、思わず顔を赤らめたり、身をすくめてしたりしてしまう。

 一時は、旧ブログの完全削除も考えてみたのだが、こうして今なお読んでくださる読者がいる限り、自らの後半生の記録としても、このまま残しておこうかという気持ちに傾いてきつつある昨今だ。

     *

 読者の閲覧記録に誘われて、昔の記事に目を通していると、深い溜め息と共にさまざまな想いにとらわれる。

 思えば、遠くへ来たもんだ。

 そして、よくここまで生き延びて来たもんだ。

 そして、それを支えてくれた大きな要因のひとつが、ブログを書くという行為であり、それを読んでくださった数多くの読者の有形、無形の励ましであったことは言うまでもない。

      *

 旧ブログの開設は、カミさんが逝ってから3ヶ月ほど経った2005年1月初旬だった。 

 およそ1年半に及ぶ闘病と介護の中で、極度な不眠と深い鬱に襲われた私が、今度はその反動としての異様な躁に転じようとしていた頃である。

 開設後2日目に、こんな記事を書いた。

 ここに転載して当時の自分を振り返ってみるのも、新生活を模索していく上で、決して悪い事ではあるまい。

      *
 
【哀しみは、こんな瞬間にやってくる】2005年1月9日

 残された宿題があまりにも多すぎて、落ち込んでいる暇なんかない。

 2月初旬の中国取材に備え、久々にパスポートを確認した。

 何気なく最終ページを開くと“事故の場合の連絡先”という項目があり、そこにカミさんの名前と古い自宅の電話番号が書かれていた。

 もちろん、若い頃からいつもカミさんにからかわれてきた僕の汚い字で・・・。

 しばらく考えたあと、思い切ってカミさんの名前と古い電話番号に横線を引いた。

 訂正印を押し、余白に九州で暮らす姉の名前と連絡先を書き込んだ。

 ただ、それだけのことなのだが・・・。

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玄関飾り

 ある家の玄関口に、天下を睥睨しているような勇ましい雄鶏の置物を見つけた。

 付近を見回してみると、斜め前の広場に丸い囲いのようなものが置かれている。

 近づいてみたら、数人の男たちがたむろして、木箱の中から面構えの鋭い雄鶏を引っ張り出しているところだった。

 訊いてみると、これから闘鶏が始まるのだという。

    *

 オムコイの町でも闘鶏を好むタイ人は多く、時おり、わが家にも「強そうな雄鶏」を求めに来る男たちがいた。

 ここと同じような土俵(闘鶏場)を設けている家もあった。

 だが、村のカレン族の衆は闘鶏は好まない。

 冷涼な気候の秋口になって男たちや子供たちが熱狂するのは、カブト虫を闘わせる「闘虫」なのである。

 従って、私も実際に闘鶏を見た事はなかった。
戦士

 用意が整ったのか、ひとりの男がたくましい褐色の鶏を抱えて、土俵の中に入った。

 続いて、白黒まだらの戦士も土俵に入る。

 2羽の戦士が向かい合うと、男たちがさっと手を離す。

 両者は、間合いを計るように毛の逆立った首を伸ばし、じっとにらみ合う。
戦闘開始

 2羽ともに、肩口や首のあたりに赤い傷痕が見える。

 歴戦の強者たちなのだろう。

     *

 なかなか、動かない。

 まるで、相撲の仕切りのようだ。

 息を呑んで見守っていると、数秒後にいきなり戦闘が始まった。

 カメラでは、とても追いつけない。

 動画に切り換えて、その激しい闘いの様を追った。

     *

 めまぐるしい攻防に見入りながら、ふと、こう思う。

 ああ、人生とは闘いの連続なんだなあ。

 今の私は、10年にも及ぶ村での「異境での闘い」を終えて、束の間の安息の日々を過ごしている。

 だが、残された時間は少なくなったとはいえ、これからも充実した生を生きる為には、この新たな異境で、新たなる闘いを始めなければならないのだ。

     *

 制限時間20分の中で、鶏たちは倦む事なく闘い続けている。

 背中を見せて逃げ出せば、その瞬間に敗者の烙印を押される。

 逃げる訳にはいかないのである。

※闘いの動画はFacebookで見る事ができます(以下のURLをコピー&ペーストで検索)。
 http://www.facebook.com/kiyoshi.yoshida.752?ref=tn_tnmn

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混ぜまぜ
 
 昨日は、およそ2年半振りに遠来の友と再会した。

 彼は我がブログの長年の読者であり、奥様や友人と共に毎年のように宿を訪ねてくれた良きゲストでもあった。

 その奥様が、無念なことに昨年の春に若くして亡くなり、その報告を兼ねての訪れであった。

    *

 わが保護者の心遣いで、午後早くから買い出しに出かけ、彼を迎えるための料理を作ることになった。
食材

 メニューは、牛肉のラープ(各種香辛料入り肉の叩き)である。
叩き

ダカーイ

内臓

野菜まぶし叩き

 基本的には生で食すが、軽く炒めると香りが増して、日本人の舌にもよくなじむ。
味付け

召し上がれ

 とはいっても、私がやったのはホンデーン(紫身ミニ玉ねぎ)の皮むきくらいで、ダカーイ(レモンハーブ)や各種香菜の刻み、肉の叩き、味付けなどは保護者とその家族がすべて担当してくれた。

      *

 時刻が来て、とりあえずは乾杯である。

 この爺様、高血圧症で酒は大敵なのだが、老い先短きこの人生、傷心の友を迎えるに、なんの酒無しで済ませられようか。

 日本人の舌と腹に無難な炒めラープ2種を試した友人が、「これはうまい!」と喜んでくれる。
炒め

 村で共に過ごした思い出を語るたびに、彼の目から涙がにじみ出る。

 慰める言葉などは、ない。

 皆で心を込めて作った料理を、思う存分味わってもらいつつ、思う存分呑んでもらうことだけだ。

     *
 
 分かれ際になって、少し酔いが回った爺様は、ふと突き放すようにこんな言葉を口にした。

「心の痛みや哀しみを、時が癒してくれるなんて大嘘です。僕の妻が逝ってから、もう14年も経つけれど、深い喪失感が消えるなんてこと、絶対にありません」

「奥さまが急死されてから、もっともっと長い時間を過ごして来た私の大先輩も、この哀しみは永遠に消える事なく、死ぬまで向き合っていくしかないのだ。それが深く愛し合った者同士の、当然の姿なのだと教えてくれました」

     *

 私の妻と彼の奥様は、ほぼ同じ年齢で旅立った。

 あの明るくて、聡明で、社交的な二人のことだ。

 今頃はきっと、天上のFacebookを通じてお互いの存在を知り、大の仲良しになっているはずである。

 そして、二人でにぎやかに料理をしたり、おしゃべりをしながら、下界でうろたえたり、茫然としたりしている情けない連れ合いの姿を、溜め息混じりに見守っていてくれていることだろう。

 時にふと気配を感じるのは、「こら、しっかりしろ!」

 そう言いながら、肩をどやしに来てくれているのかも知れない。

      *

 遠来の友は、ベロベロに酔って街へ戻って行った。

 しかし、その顔からは、最初に感じた深い翳りが、心無しか少しだけ薄れているような気がした。

 オーマチョパー!(カレン語でグッドラック)

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