チェンマイで悠々として急げ!

カレン族の村から迷い出たクンター(爺様)のよれよれ、とぼとぼ「再生記」

2019年03月

解散前集合写真

 去る17日のことだが「チェンマイ戦没者慰霊祭実行委員会」が呼びかけている3カ所の慰霊碑・塔の清掃活動に参加した。

 毎週土曜市が開かれるWualai Rd.にあるWat Muen San(ムーンサーン寺)敷地内の野戦病院跡「戦没者慰霊碑」。
ムーンサーン寺慰霊碑

慰霊碑お詣り


 そこから1時間ほど走ったところにあるメーワン郡のバーンガート中・高併設校敷地奥にある「戦没者追悼碑」。
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 そして、戦後も日本に戻らず、スーパーハイウエイ建設などに尽力したという“残留日本兵”藤田松吉氏(故人)が自費で戦友の遺骨を収集し建立したランプーンの「戦没勇士慰霊塔」。
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 3カ所の碑や塔、ムーサーン寺の資料館などを洗い清めているうちに、なんだか不思議な力が湧いて来るのを感じた。

 そうして、新たな人との出会いによる不思議な縁や繋がりの広がりもまた。

★「チェンマイ戦没者慰霊祭実行委員会」サイトURL
https://chiangmai-memorial.jimdo.com/

★近況は、こちらから。Facebookは、毎日更新しています。
https://www.facebook.com/kiyoshi.yoshida.752?ref=tn_tnmn

th_子象先頭に


「キンドルとかの電子書籍読み取り機は値段も高いだろうし、自分のように目の悪い年寄りにとって、操作も含めて扱うのはとても無理だと思う。だから、あなたが頑張って書いた小説、本当に悪いと思うけどすぐには読めないよ。ごめんね」

 私の姉も、こんな風に言ってきました。
 でも、これは完全な誤解です。

★Kindle版は、お手持ちのパソコンやスマホでも快適に読むことができます。
★無料の読書アプリで、まるで紙の印刷本のような体裁になります。クリックで、ページが一枚一枚めくれるのです。
★自由に文字も拡大できるので、私のようなひどい近視、乱視、老眼でも、遠近両用眼鏡をかけたままで楽に読むことができます(これは印刷本では有り得ないことでした)。
★Kindle版はわれわれ、熟年世代の読書好きにとっての福音かと思うほどです。
★根拠のない伝聞や印象で毛嫌いせずに、是非、試してみてください。間もなく、前作の無料キャンペーン、やりますから。
★パソコンやスマホの面倒な操作なんぞは、付近の若いもんにどんどん任せましょう!
★それが、現代における若いもんの唯一の存在意義です(笑)

1狂龍表紙横


お早うございます! 今朝7時の時点で、すでに27℃。

今日も、暑くなりそうです。
さて、今日はかねてからお知らせしてきた新作小説『狂龍(クアンロン)』(Kindle版)の発売日です。

★日本から購読する場合
https://www.amazon.co.jp/dp/B07P6TWWH8/
★タイ、アメリカなど海外から購読する場合
https://www.amazon.com/CRAZY-DRAGON-Fiction-Pocket-Japanese-ebook/dp/B07P6TWWH8/

☆すでに予約注文いただいた方には、本日、自動的に配信されるそうです。

☆15年前の愛妻の死をきっかけに、チェンマイの山奥のカレン族の村で暮らすようになるまでの「喪失と狂躁の時代」を、命を削るようにして描きました。

☆いわば、前作『「遺された者こそ喰らえ」とトォン師は言った』(Kindle版&晶文社単行本)の前編に当たる物語です(こちら、間もなく無料キャンペーンやります)。

☆低奏音となるテーマはシリアスですが、なにしろ「躁病期」の物語ですから、無茶苦茶なアクションシーン満載です。(あの頃、僕は強かった!)

☆文句無しの傑作です。ホンマでっせ! 九州人、嘘つかないあるよ。

☆チェンマイ・サバイバルをめざす爺様へのタンブン(喜捨)と思いみなして、是非なるご購読をお願い申し上げます。

☆辛口も含めた率直なご感想や、「Amazonレビュー」への投稿も、どうぞよしなに!

                         2019年3月吉日 クンター吉田 敬白

小楊21歳


10数年前の中国落陽の三つ星ホテル。

旧式のパソコンしかないビジネスセンターで、わがまま放題、注文の多い僕のネット仕事を笑顔でテキパキと手伝ってくれた小楊(シャオヤン)は、まだ高校を出たばかりの新人研修生だった。

3人の先輩よりも、抜群に英会話が上手いのには驚いた。

その後、僕が雲南省麗江の納西族との交流にはまり、次には突如としてNYに通い始めた狂躁の時代。

彼女はホテルで働きながら自力で大学を卒業し、常に僕のことを実の父親のように気遣いながら、ネットビジネスの会社に転職した。

3年後、僕がチェンマイに辿り着いて狂躁から覚め、カレン族の女性と出会って、今後の去就に迷っていた頃。

僕は無性に小楊に会いたくなり、落陽に飛んで「大学入学祝い」を兼ねて西安と北京を共に旅した。

そうして、まだ21歳でボーイフレンドもいないという彼女に背中を押される形で、カレン族の女性が待つチェンマイに舞い戻り。

ついには、山奥の集落で暮らし始めたのだ。

3月10日に発売される小説『狂龍(クアンロン)』(Kindle版)には、そんな自らの混乱と狂躁と、そうして寛大で心優しい中国人たちとの心の触れ合いのいきさつが、詳しく描かれている。

     *

あれから、日々の暮らしに追われ。

ついに小楊とは会う機会もなく、いつの間にやら彼女は結婚して、つい先頃、二人目の女児を生んだ。

小楊


th_落陽の孫①


あの高校を出たばかりの、棗のような漆黒の瞳をした賢い娘は、今や30歳の母親になってしまったのだなあ。

そうして、あの18歳の小娘に心配ばかりかけていた55歳の「狂龍」は、今やチェンマイで独り66歳の「老龍」に成り果てた。

わが愛娘「Crazy Tiger(狂虎)」よ。

だが、わが体内に燃える「狂龍魂」はいまだ健在だ。

いつしかサバイバルの道を遂げたらば、たるんだ蛇腹を引き締め直し、いざ、落陽の空に飛翔見参!

一路平安! 再見!

1狂龍表紙横


★今回も、Kindle版について一部に誤解や混乱があるようなので、念のために記します。

★タイ、アメリカなど海外から予約・購読する場合
https://www.amazon.com/CRAZY-DRAGON-Fiction-Pocket-Japanese-ebook/dp/B07P6TWWH8/

★日本から予約・購読する場合
https://www.amazon.co.jp/dp/B07P6TWWH8/

★Kindle版は、お手持ちのパソコンやスマホでも簡単に読むことができます。

★無料の読書用アプリをダウンロードすれば(これも簡単にできます)文字拡大もできるので、
 紙の本よりも目の疲労は確実に軽減されます。

★このブログは間もなく執筆中止して、新しいサイトに衣替えする予定です。

★当分の間の更新情報は、以下のFacebookをご覧になってください。
 www.facebook.com/kiyoshi.yoshida.752?ref=tn_tnmn

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