昨夜10時、ベッドに入る直前になって。
オムコイの病院で処方してもらっていた睡眠剤が、一粒も残っていないことに気がついた。
あちゃ〜、参ったなあ。
どうしよう?
*
オムコイを去ってからのこの一ヶ月。
薬を飲んでも、3〜4時間しか眠れない日々が続いている。
時には、一睡もできない夜もあった。
これで薬がなかったら、一体どうなるのだろう。
またもや、一睡もできないことになろうのだろうか。
*
だが、この時間になってあれこれ考えても仕方がない。
晩飯のときに、少しばかり(?)たっぷりとウイスキーを飲んだせいか、いまは猛烈な眠気に襲われているのだ。
ええい、思い切って寝てしまえ!
ひるむ自分を叱りつけて、勢いよくふとんを引っかぶった。
*
眠りは、意外に早くやってきたようだ。
夢も、見なかった。
ハッと目が覚めて時計を見ると、まだ2時半。
うーん、たった4時間半かあ・・・。
トイレに立って寝直そうとしたが、もうどうにもならない。
諦めて顔を洗いに行くと、洗面所の鏡に映った自分の顔がひどいことになっている。
両目のまぶたが腫れ上がり、目の下のいわゆる「目袋」が隈になって浮き上がっているのだ。
ついでに、眉毛の白髪も増えている。
お早う、ハンサムくん!
*
だが、考え直してみれば、薬なしに4時間半も眠れたということは、大いに喜ぶべき「事件」ではあるまいか。
睡眠剤をいつから処方してもらうようになったのか、正確なところはよく思い出せない。
しかし、薬なしでは眠れない日々は、おそらく2年近くも続いてきただろう。
あまりにも理不尽な事態が相次いでストレスが重なり、薬を飲んだ上に村の強い焼酎をさらにあおる、という滅茶苦茶な時期もあった。
そして、ついに病に倒れた。
だから、たとえ4時間半でも睡眠剤なしで眠れたことは、実に久しぶりの「快挙」と言うべきなのである。
バンザーイ!
*
実は、つい先日の事なのだが。
数十年前の理不尽な離婚以来、不眠と鬱と絶え間ない体調不良に苦しめられながら、今なお働き続けている心優しくも芯の強い姉から、こんなメールが届いていた。
「つい最近、私はようやく睡眠薬から離脱することができました。あなたにも、ぜひ、そうなって欲しいと心から願っています」
ありがとう。
ばってん、姉ちゃん、やったとばい!
僕も、ついに薬なしで眠れたとよ!
目の前に姉がいたら、抱きついてそう報告したい気分の朝である。
*
じっとしていられないので、ドアを開けて外に飛び出した。
午前5時のいまの気温は25℃。
風の冷たかった昨日とは違って、ゆるやかな朝の冷気が心地よい。
まだ空に星はまたたいているが、そろそろウオーキングに出ようか。
*
おっと、その前に一服だ。
今日も元気だ、煙草がうまい!
ん?
「高血圧のくせして、このバカタレが! 酒も煙草も、さっさと止めにゃんたい!」
苦笑しながら優しく叱る姉の声を、聞いたような気がした。
「は〜い!」
ちなみに、冒頭写真の下の上品なお坊っちゃまが私、隣りの愛らしい裸のお嬢ちゃんが姉である。
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