th_岩の上象と
 
 昨夜は、電子書籍化第一弾の準備がほぼ完了し、独りビアレオで乾杯!

 ここひと月ほどは降圧剤も飲まず、敢えて血圧も測っていないのだけれど、体調はすこぶる良いのでビール一本は自分に許している。

 だって、飲みたいのを我慢してストレスを溜めるより、グビッとやって、コロッと逝った方がずっと気分がいいもんなあ。

     *

 すでに、Facebookで動画を、ビジネスページでスライドショーを公開しているのだけれど。

【Facebook】
 http://www.facebook.com/kiyoshi.yoshida.752?ref=tn_tnmn
【Chiangmai Friendly Car Service】
 https://www.facebook.com/kunta2627/?modal=admin_todo_tour

 一昨日はメーテンにある「象のサンクチュアリ」を、相棒ウイワットがダイレクト・アテンドするフロリダからのアメリカ人夫妻Mat&Jenieと一緒に訪ねた。

 足枷の鎖なし、ストレスを与える象乗りなし、同じくサッカーの真似事強制無し、同じくお絵描き真似事その他芸の強要などまったく無し。

 サーカスや丸太運びなどの労役酷使から救出された象たちが、ジャングルの中で食べ放題、遊び放題、歩き放題、交わり放題。

 まさに伸び伸びと暮らしている「駆け込み寺」であり、「聖域」であった。

     *

 われわれゲストがやることといえば、セクシーな赤いカレン服と愛らしいお仕着せのタイパンツ(薮蚊に注意!)に着替えて、食糧運び、食事の世話、遊び、触れ合い、記念撮影など。

th_ラッキーと

th_自撮り

th_ランチ乱入


 そして、象と一緒に山に入れば、彼らが長い鼻で草をちぎって食べたり、竹を折ってひたすら笹の葉を食べる様子に見惚れながらじっと待っているだけ。

th_接近


 そして、彼らが食べ飽きると、まるで同じ山仲間のように仲良く連れ立って、先になり、後になりしながら、山の急坂や渓谷、せせらぎなど大自然の中をゆったりとたどってゆく。

th_一緒に歩く

th_急坂下り

th_渓谷トレック

th_マット&ジェニー

th_ジャングルトレック

th_バックに象

th_岩の上


 昼食のあとで(仔象のラッキーと母親が乱入して大変!)、象と一緒の川歩き、川渡りを終えて最初の餌場に戻ると、今度は寄生虫を除け、皮膚の潤いを保つための「泥遊びスパ」。

 ゲストは童心にかえって、ひたすら象の鼻や体に泥をなすりつける。

 そして、そのまますぐそばにある小さな流れに向かい、お風呂タイム。

 仔象のラッキーが、まるで人間の子供のようにいきなり全身を水中に潜らせたときは、心底びっくりした。

 観光向けのやらせなんぞではなく、象は子供の頃から本当に水遊びが大好きなんだなあ。

      *

 あとはもう、無心の遊びだ。

 白カレン族(かつて一緒に住んでいたポーカレン族の言葉やカレン服の織り方とはまったく違う)の世話係やゲストが、ひたすら水をかけまくる。

 象がお返しに、鼻に含んだ水をゲストに吹きかける。

 その水を浴びたアメリカ人中年男性の幸福な雄叫び!

th_象水掛け


 最後に、ジャングルの中でガイドのSansern が削ってきた薬木の幹の皮を、籾米、塩、マカーム(タマリンド)の甘酸っぱい実などと一緒に木臼&杵で搗き、団子にして象に与える。

th_薬調合

th_薬


「BON BON!」(さあ、上を向いて!)

 薬団子を握った右手を高く掲げ、象に口を開くように指示するゲストたちの姿は、すっかり堂に入っている。

 なんか、いいなあ。

 ここは、つまり、日常に倦んだ人間にとっても完全リラックスできる絶好のサンクチュアリなのだった。

th_右手に象


 
*掲載写真は、すべて白カレン族ガイドのSansernが撮影したものです。
 10数年に及ぶわがブログ史上初の管理人顔出し記事です。
 管理人が撮った素敵(?)な写真は、またあとで改めてご紹介します。

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