チェンマイで悠々として急げ!

カレン族の村から迷い出たクンター(爺様)のよれよれ、とぼとぼ「再生記」

紫蓮の花
 
 数日前から、世界的にセクシーなことで知られる爺様のお尻の右えくぼの辺りが急に痛み始めた。

 かばって歩いているうちに、今度は腰、右腿の裏側、右ふくらはぎ、ついでに、右脛までが猛烈に痛み出した。

 市街地でのリサーチを終えた昨日の夕方には、歩くのも辛くなって来た。

 やむなく、近所のマッサージ店に駆け込んだ(駆けられないけど)。

 すると、20分も遅れてやってきた中年女性のマッサージ師、まっ先に痛い箇所を肘や親指でグリグリ、ゴリゴリ。

 ヒ、ヒ〜ッ!
 
 もう、痛いのなんのって。

 ク、ク〜ッ!

        *

 でも、不思議なことに、患部から伝わってくる彼女の肘や指の感触は「ああ、この人、上手いなあ」という素直な感想を導き出す。

 一体、どうなっているのだろう?

 だから、爺様もどんなに痛くったって「もう、止めてくれろ!」とは言い出せず、ひたすら我慢の子を決め込むのだった。

 ついでに、かつて目の前をうるさく飛び回る蜂を追っ払おうとして、勢いが強過ぎたのか腱を傷めてしまった右肩の古傷もガリガリ、ゴリゴリ。

 のたうち回った挙げ句の約1時間後。

        *

 あ〜ら、不思議!
 
 なんだか、少し痛みが薄らいだような。

 おお、この人、もしや市井に隠遁する達人か?

 気を良くして、「明日も頼む、頼む」

 そのゴッドハンドにすがって予約を入れようとすると、

「明日からお正月で3連休なのよお。じゃあ、1月の2日に会いましょうねえ」
 
 つれない返事に、がっくりの爺様なのであります。

 ああ、冷たく見放されてしまったわい。

        *

 群衆の中の爺様の孤独。

 恥の多い一生を送ってきました。

 トカトントン。

 傘がない。

 死のうと思っていました。

 いまだ、人生を語らず。

 あ、これ太宰と陽水と拓朗に仮託した爺さまの心象風景などではなく、本当に激しい雨が降ってきたのですよお。

 だから部屋にも戻れず、晩飯にもありつけず、人生、急に虚しくなっちゃったんですなあ。

           *

 今朝になって、そろそろとウオーキングに出たのだが、すぐに右尻、ふくらはぎが痛み出して、歩きは即刻中止。

 びっこを引きつつ、毎朝通っている粥屋まで歩いて、30バーツのジョックをたらふく食べましたとさ。

 これじゃあ、餅つきどころか大掃除だってできやしない。

 ああ、いい口実ができて嬉しいなあ。

           *
  
 というわけで皆様、とりあえずは良いお年を!

 年が明けて、痛みが少し和らいできたら、またあれこれと画策する予定である。

 たぶん、きっと、おそらく、むにゃ、むにゃ・・・。

 あ、向こうから「良いお年さん」が猛烈なスピードでこ、こっちに向かってきますよお。

 ラッキーな衝突には、くれぐれも気をつけてねえ。

 それじゃあ皆様、さよなら、さよなら、さよなら。 

★チェンマイ&北タイ旅のご相談はこちらから。
 https://traveloco.jp/loco/kuntaa2726

★チェンマイで運転手付きワゴン車&乗用車が必要になったら「チェンマイフレンドリー ・カーサービス」へ!
【連絡先】 SV GLOW Co., Ltd.
*日本語専用電話 09-3291-0786 (広報支援ボランティア直通)     
*日本語専用e-mail : bestdrive-chiangmai@yahoo.co.jp
*URL : https://www.facebook.com/kunta2627/?modal=admin_todo_tour

★あなたのワンクリックが爺様を救う!?
 今日も応援クリックをよろしく!

アジア(海外生活・情報)ランキング

★クンター、今日のお薦めです。
生き方上手はよく笑う (WIDE SHINSHO) [ 斎藤茂太 ]
生き方上手はよく笑う (WIDE SHINSHO) [ 斎藤茂太 ] 

RIMG6995


 昨日の記事で前触れした「スコータイ歴史博物公園」の記事であるけれど。

 あまりにも写真の数が多いために、このブログではとても紹介しきれない。

 そこで、Facebookビジネスページ「チェンマイ・フレンドリーカーサービス」の方にスライドショーの形で掲載することにした。

https://www.facebook.com/kunta2627/?modal=admin_todo_tour

 お手数ながら、上記URLをコピー&ペーストの上検索してご覧になってください。

 Facebookのアカウントを持っていなくても、私の記事は誰でも自由に読むことができます。

 なお、チェンマ発の情報誌『CHAO(ちゃ〜お)』での連載コラムが、去る12月10日号で最終回を迎えた。

 今日はここにそのコラム記事を転載して、すべてに区切りをつけたいと思う。

********************
 【オーマーチョパー!】

 これ以上は堪え難い事態に直面して、11年近くも暮らしてきた山奥の村をやむなく去ることになった。

 従って、これが最後の「クンター流カレン族生活体験」である。

 およそ5年半の長きにわたって当コラムを愛読し、さまざまなご支援をいただいた読者の方々、そしてわがカレン族生活体験宿「オムコイ・バンブーハウス」をはるばると訪ねてくださったゲストの方々に、心よりのお礼を申し上げたい。

       *

 ひとくちに10年といっても、実にさまざまなことがあった。この村にやってきたとき、私はまだ55歳だった。

 妻を亡くしたあと、抗鬱剤の副作用によって異様な躁状態に見舞われ、狂ったように無軌道な旅を続けたあとでチェンマイにたどり着いた私は、晩秋の冷涼な空気の中、ふと我に返った。妻が逝ってから、すでに3年以上の時が流れていた。

 そして、日本に戻るのか、このまま旅に身を委ね続けるのか、という岐路に立たされたときにひとりのカレン族の女性と出会った。

 彼女に強引に誘われて、チェンマイからバスで4時間半近くもかかる山奥の村に初めて足を踏み入れたとき。正直に言えば、「これはとんでもない所に来てしまったなあ」と後悔した。

 あたりはすでに深い闇で、当時はまだ外灯も整備されていなかった。

「とにかく暗い」という印象が強烈だったのである。

         *

 ところが、一夜が明けてみるとその印象は一変した。

 タイ人とは異なる村の衆の日本人に近い顔つき。竹で壁や床をしつらえた独特の高床式住居。

 庭では鶏が放し飼いにされ、細い道路を牛や水牛が道端の草を食みながらのんびりと歩いている。

 川向こうまで歩けば、一面の棚田の広がりである。そこには、稲刈りを控えた黄金色の稲穂が、香ばしい薫りを放ちながらゆったりと風に揺れている。

 村の衆は小さな川で魚を獲ってナムプリック(唐辛子タレ)にするというし、水を張った田んぼでとれるタニシやカエルも食糧になるという。

 時にはヘビやムササビ、コオロギやセミ、カブト虫なども食べるというのだから驚きだった。

 主食は、高地であるために一期作で作るジャポニカ米である。田植えは雨季に入った6〜7月、刈り入れは雨季の終わる10〜11月にかけて。まるで日本と同じである。

 そして、生きとし生きるもののすべての命をいただくことで、自らの命を保ってゆく。

 こうした自然に沿った生き方は、私に不思議な安堵感を与えた。

 さらに、目に入るまわりの風景のすべてが、少年期を過ごした昭和30年代の田舎を思わせる農村風景に重なり、私はなんとも言えない懐かしさを覚えたのである。

「ここでなら、生き直しができるかもしれない」と。

          *

 だがフリーのライターだった私は、30代の初めに重度な頸椎損傷を負った妻が50代の初めになって肺がんを発病して以来、妻の介護にかかりきりにならざるを得なかった。

 そして、妻亡きあとの狂躁の旅で、わずかに残った貯えも底を尽きかけていた。

 この場所で、カレン族の女性と新しい暮らしを始めるには、なんらかの稼ぐ道を見つけなければならない。

 牛の放牧、黒豚やナマズの飼育、バナナ畑の開墾、そして野菜の栽培。甥っ子のひとりにバイクの修理屋を開かせ、それが失敗したあとは村でクイティアオ屋を開いた。

 それも失敗に終わると、前述の宿を開くことになった。

          *

 ようやく、雀の涙ほどの年金支給が始まり、宿の経営を並行していけばなんとかひと息つけるのではないかと思った矢先に、宿を閉めざるを得ない事態が生じ、ついには私自身が村を離れるという最悪の事態に立ち至ったのである。

 まさに波瀾万丈ではあったが、悔いはない。

 慣れぬ環境の中で、やれるだけのことはやったのだ。

 あとは、この過去を振り切って先行きの見えない新生活を模索してゆくだけである。

 思い出は尽きないが、読者の方々のご健勝を祈りつつ、ここで静かに筆を措くことにしよう。

 オーマチョーパー!(カレン語でグッドラック)

★チェンマイ&北タイ旅のご相談はこちらから。
 https://traveloco.jp/loco/kuntaa2726

★運転手付きワゴン車&乗用車が必要になったら「チェンマイフレンドリー ・カーサービス」へ!
【連絡先】 SV GLOW Co., Ltd.
*日本語専用電話 09-3291-0786 (広報支援ボランティア直通)     
*日本語専用e-mail : bestdrive-chiangmai@yahoo.co.jp
*URL : https://www.facebook.com/kunta2627/?modal=admin_todo_tour

★あなたのワンクリックが惜別の涙にくれる爺様を救う!?
 今日も応援クリックをよろしく!

アジア(海外生活・情報)ランキング

★クンター、今日のお薦めです。




 

世界遺産

★まずは、カオマンガイで腹ごしらえ

 チェンマイから6人の中国人ツーリストを乗せて、世界遺産のスコータイに行ってきた。

 このレンタル&ドライブコースは、「チェンマイからさほど遠くない場所で、歴史的な遺産を見学したい」というお客さまからの要望に応じて提案したものだ。

 動画が掲載できるファイスブックでは、一昨日から数回にわたり、その様子をスライドショーにして紹介している。

th_ソース前

th_ソースあと


 出発直後に、ひとりのお客さんが魔法瓶を宿に忘れるというハプニングがあった。

th_ツアーリーダーの施shiさん


th_さあ、出発だ


 急遽、宿にユータンしたのだが、魔法瓶の行方は杳として知れない。

 が、その後のトイレ休憩でシートの下にあったことが判明。

th_落とし物はイスの下


 それから、すっかり車内の空気もほぐれ、女性たちのコーラスが始まったり(二人が音楽教師!)、私たちも含めた記念撮影になったり。

th_記念撮影

th_宿に横付け


 元番頭さんも、思わず5年ぶりの顔出しだ。😅

★ランチは「クイッティアオ・スコータイ」

 快適かつ愉快なおよそ4時間のドライブで、私たちは目指すスコータイに到着。

ヤクザ運転手


クイッティアオ


 チェンマイのヌードルとはひと味違う上品な味わいの「クィッティアオ・スコータイ」をいただいてから、いよいよ世界遺産に指定された「歴史的公園」の探索に突入だ。

歴史公園看板

地図&入場券


★もしも、チェンマイで運転手付きワゴン車&乗用車が必要になったら!
【連絡先】 SV GLOW Co., Ltd.
*日本語専用電話 09-3291-0786 (広報支援ボランティア直通)     
*日本語専用e-mail : bestdrive-chiangmai@yahoo.co.jp
*URL : https://www.facebook.com/kunta2627/?modal=admin_todo_tour

★あなたのワンクリックが爺様を救う!?
 今日も応援クリックをよろしく!

アジア(海外生活・情報)ランキング

★クンター、今日のお薦めです。
D17 地球の歩き方 タイ 2018〜2019 [ 地球の歩き方編集室 ]
D17 地球の歩き方 タイ 2018〜2019 [ 地球の歩き方編集室 ]

カヌンスープ

 昨夜もまた、2時間半しか眠れなかった。

 昼間は、実に5年半ぶりに。

 ちょうど「世界の果ての日本人」の取材があったとき「オムコイ・バンブーハウス」に泊まってくれていた年上の友人・Kさんと会うために、某所まで炎天下を片道30分かけて歩いた。

 待ち合わせ場所のカフェでは、2時間半近くもぶっ続けでしゃべり通し、帰りもまた夕暮れの中を30分かけて歩いた。

 あたりが薄暗くなるにつれて気温がぐんぐん下がり出し、大汗に濡れた速乾性の半袖Tシャツがじわじわと背中を冷やす。

 剥き出しの両腕がひんやりとした風に触れて、掌でこすりたくなるほど冷たくなって来た。

        *

 そのまま近所の総菜屋に立ち寄り、トムジュッ(マイルドな味付けの豚肉野菜春雨スープ)と豚肉ジャガ芋甘辛煮込み(各20バーツ)、それに炊きたてのカオニヤオ(餅米)を5バーツ分確保。

 部屋に戻るとびしょ濡れの服や下着を脱ぎ捨て、大急ぎでシャワーを浴びた。

 うへっ、チベタイ!(だって、月家賃1,600バーツなんだも〜ん)

 年末年始はぐっと冷え込むそうだから、思い切って電気温水器を仕入れるかなあ。

 あの寒いオムコイを離れて、すでにほぼ2ヶ月。

 爺さま、このチェンマイ郊外において都市生活の余波を受けてか、すっかり軟弱化してしまったようだ。

        *

 総菜をつまみにビアレオ(55バーツ)を一気に飲み干し、ちょっと考えてからHong thong(タイ産一応ブレンディッドウイスキー)をストレートで少々。

 いつも一応「ちょっとだけ」考えるのは、一応爺様が「高血圧症患者」だからだ。

 ほんでも、今日は朝も含めると2時間以上は歩いた。

 特に日中と夕方には大汗をかいたのだから、まあ、許容範囲だろう。

 勝手にすぐさま自分を許して、ちょっとばかり酔っ払った。

 だから、午後8時にはベッドに倒れ込んだのだが、「やったあ、朝だ!」と糠喜びしながら覚めて時計を見ると、まだ1時間しか経っていなかった。

 とほほ。

        *

 それから、目をしょぼしょぼさせながら、撮り溜めた膨大な数の写真を整理して、短いキャプションを付けた。

 この根気のいる、しかし楽しい仕事ができなくなったときに、私は人生の年貢を完全に納めざるを得なくなるのだろう。

 ふと、そんな老いの寂しい想いに囚われながら、完璧に仕事を終えた。

 あとは、これらの写真をイキイキと躍動させることのできる素敵な舞台を、自らの筆、もといキーボードで描き出すだけである。

 気がつけば、すでに零時半。

 あわてて、ベッドに入り直した。

 そうして、再び目覚めてみると、時計の針は午前2時を指していた、というわけだ。

        *

 ここでもう一度、あと1時間でも眠れれば心身ともに快調になるのだろうが、そうは問屋が卸さない。

 どうせ時間を潰すのなら、少しでも仕事に活かせることをしたい。

 ふと思いついて、カヌンちゃんの「激旨!タイ食堂」を眺めることにした。

https://youtu.be/oJyH_AyrxbM

 公開ビデオの中には、確か北タイ料理を取り上げた回もあったはずだ。

 それなら、「北タイ旅のプランナー」としての私の勉強にも役立つだろう。

 それに、見終わってから納得がいった場合には、Facebookでシェアすればいい。

 そうすれば、一緒に北タイの旅を創ることになった信頼する若い友人・西尾さんのツアー会社TOLIPULLの宣伝にもなるではないか。

        *

 カヌンちゃんは、今日も元気だった(収録日はロイクラトーンのあとだったらしいけど)。

 そして、元気にしゃべり、モリモリ食べた。

ナムプリック


 「あ、あ、こらこら! ナンプリックをそんなにたくさんケープムー(豚皮のカリカリ揚げ)につけたら、辛くて頭から火が噴き出るぞお!

 爺さまはすでに、カヌンちゃんが辛さに弱いことをよく知っている。

 もうすっかり、カヌンちゃんの祖父さま気分で、ハラハラドキドキ。

        *

 ナムプリックの味見のあとにコメントが発せられるまで、ちょっと間が空いた。

 心無しか、表情も強張って見える。

 「か、辛い〜!」

 悲鳴をあげて泣き出すのではないか。

 そう危惧したのだが、杞憂に終わった。

 「あんまり辛くしてないから、アタシでも大丈夫です」

 そう言いながら、カオニヤオ(餅米)に手を伸ばし、ナムプリックをまぶして頬張った。
 
 あれ、本当は相当に辛かったんじゃないのかなあ。

        *

 でも、その言葉をほんとうに信じるとするならば、辛くない北タイ料理の一体どこに存在価値があるというのだろう?

 それは、気の抜けたわさび、気の抜けたビールに等しい。

 なんぞと偉そうなことを書きながら、実は私自身もカレン族の村で暮らし始めた当初は、敵に「辛くない」ナムプリックを作ってもらっていた。

 そして、それを敵が面倒がるようになると共に、私の舌も否応なく鍛えられ、いつしか「辛くないタイ料理になんの意味がある」なんぞと豪語するまでに増長してきたのであった。

 だからして、この北タイ料理専門店が若いチェンマイ人や観光客のために辛さを控えめにして、その独特の素材や調理法、香草、薬草などの按配などについて、より広く知ってもらおうとする努力については、大いに賞揚しなければなるまい。

 ああ、カヌンちゃん。

 ひどい目に遭わなくって、よかったねえ。

       *

 最後に紹介されたのは、北タイでしか採れない「ヘットトップ」をメイン素材にしたキノコ料理「クア・ヘットトップ」だった。

 カヌンちゃんが無心でかじっているこのヘットトップ、じつは元番頭さんの私も、何度か山奥に採りに行ったことがある。

 普通のキノコとは違って、このヘットトップ、柄を伸ばさない。

 その黒くて丸い粒のような体を、地面に直接埋めるようにして成長するのだ。

 だからして、見つけるのがきわめて難しい。

 しかし、一旦その大元の菌根(?)を発見すると、である。

 あたり一面に、まるでころころと転がるような姿でびっしりと張り付いているヘットトップの群れを、一網打尽にすることができるのであるのであ〜る!

         *

 最盛期には市場で高値で取引されることもあって、中には飼料袋いっぱいのヘットトップを収穫する強欲、もとい、剛の者もいた。

「今日はあいつが、あそこの裏山で1,000バーツも稼いだらしい」

 普段とは一桁も違うそうした豪儀な噂話が飛び交うのも、このヘットトップがいかに高い人気を誇っているかの確かな証拠と言えるだろう。

 それなのにカヌンちゃん、いったんビデオを止めさせるくらいに、夢中でヘットトップを食べまくっていたらしい。

 いやはや。

*冒頭写真はカヌンちゃんの呼び名のもとになっているらしいカヌン(ジャックフルーツ)のスープである。4月のソンクラーン(タイ正月)に、北タイの正月料理として振る舞われる。

★チェンマイ&北タイ旅のご相談はこちらから。
 https://traveloco.jp/loco/kuntaa2726

★チェンマイで運転手付きワゴン車&乗用車が必要になったら「チェンマイフレンドリー ・カーサービス」へ!
【連絡先】 SV GLOW Co., Ltd.
*日本語専用電話 09-3291-0786 (広報支援ボランティア直通)     
*日本語専用e-mail : bestdrive-chiangmai@yahoo.co.jp
*URL : https://www.facebook.com/kunta2627/?modal=admin_todo_tour

★あなたのワンクリックが不眠腹ぺこの爺様を救う!?
 今日も応援クリックをよろしく!

アジア(海外生活・情報)ランキング

★クンター、今日のお薦めです。
タイ料理大全家庭料理・地方料理・宮廷料理の調理技術から食材、食文化まで。本場のレシピ100【電子書籍】[ 味澤ペンシー ]
タイ料理大全家庭料理・地方料理・宮廷料理の調理技術から食材、食文化まで。本場のレシピ100【電子書籍】[ 味澤ペンシー ]

いちご畑2

 激しい霧のしぶきで全身を濡らしてくれた大滝さまの衝撃覚めやらぬまま。

 なにやら夢見心地でトレッキングロードを辿るうち。

 細い山道の左手が唐突に明るく開けて、眼前に息を呑むような大景観が広がった。

いちご畑1


 それにしても、まるで測ったように整然と美しいカーブを描いているあの緑の鮮烈!

 山奥の村で見慣れた棚田でもなく。

 最近、山奥のあちこちで見かけるようになった高原野菜でもなく。

 一体、あれは何なんだ!

下っていちご畑

広いいちご畑


 西尾探検隊長とふたり、しきりに首を捻っていると、ガイドのデェ〜オが素晴らしい発音の英語で、こう叫んだ。

完熟いちご20b

いちごの葉っぱ

いちご未熟


「ス、ストロベイリイ〜〜〜!」

西尾いちご試食

西尾いちご2


★チェンマイ&北タイ旅のご相談はこちらから。
 https://traveloco.jp/loco/kuntaa2726

★運転手付きワゴン車&乗用車が必要になったら「チェンマイフレンドリー ・カーサービス」へ!
【連絡先】 SV GLOW Co., Ltd.
*日本語専用電話 09-3291-0786 (広報支援ボランティア直通)     
*日本語専用e-mail : bestdrive-chiangmai@yahoo.co.jp
*URL : https://www.facebook.com/kunta2627/?modal=admin_todo_tour

★あなたのワンクリックが愛に飢えた爺様を救う!?
 今日も応援クリックをよろしく!

アジア(海外生活・情報)ランキング

★クンター、今日のお薦めです。


スマイリーさん

 今からおよそ5年半前、かつて住んでいた山奥のカレン族の村に「世界の果ての日本人」という当時は相当有名なテレビ番組が取材にやってきたことがある。

 直接的な面識はないのだが、この取材をセッティングした某有力映像プロダクションのNプロデューサーは、腰の低い実に行き届いた人物であった。

 日本からやってきた撮影コーディネーターのBさんにしても、番組進行役のタレントのスマイリー菊池さんにしても同様で、私はこのお三方と知り合えたことを、ひそかに誇りに思っていたほどだ。

     *

 ところが、このNプロデューサーの指名を受けて現場に乗り込んできた某ディレクターが、とんでもない愚人だった。

 この番組は、一応「バラエティ・ドキュメント」と銘打たれており、それこそ世界の隅々まで現地で暮らす日本人を追いかけて、その生き様を面白おかしく紹介するというコンセプトで成り立っていたようだ。

 ところが、「ディレクター」という肩書きを持つこの某氏、ドキュメントの何たるかをまったく分かっていない。

 現場で次々に遭遇する事実を映像のメインに据えるのではなく、あくまで出発前に頭の中で自分勝手に描いた脚本を盾にしてまわりを振り回す。

 日本では体験できない貴重なシーンを目の当たりにしながら、あくまでも自分の企画に都合のいい駒として切り貼りしてしまう。

 Nプロデューサーによれば「信頼できる腕のいいディレクター」という触れ込みだったのだが、それはおそらくバラエティ畑でのことだったのだろう。

         *

 ねちねちと注文をつけてカメラマンを怒らせ、激しい口論の果てに「そんなら、自分で撮れ!」と重たいテレビカメラを放り投げられたり。

 みんなで話し合ったその日の日程を急に変更して、勝手に撮影を切り上げたり。

 嘘のストーリーをでっち上げる為、私まで巻き込む形で立場の弱いスマイリー菊池さんにいかにもわざとらしい演技をさせたり(スマイリーさんはあとでこっそり私に謝ってくれた)。

 現場の混乱もひどかったが、放映後に送られて来た番組DVDのひどさも目を覆うようなものだった。

          *

 私はメールを通じて、激しく抗議をした。

 その怒りの発散をブログで読んだ読者は、おそらく私がなぜそこまで怒っているのかが理解できなかったはずだ。

 なぜなら、私は撮影現場での某ディレクターの暴君ぶりを、まだブログで明らかにしていなかったからだ。

 怒りはすべて某ディレクターに向けられたのだが、立場上、Nプロデューサーがすべてを引き受ける形になった。

 某ディレクターはN氏の盾に身を隠して、私に向かって直接謝罪することは一切なかった。

 私の我慢の限界はついにぶち切れ、それまでN氏にも告げなかった事実のすべてを洗いざらいぶちまけて、以降ぶつりと連絡を絶った。

         *
 
 それから5年半が経って、私はあの取材の舞台になった村の家を捨てた。

 そして、チェンマイにおける新生活の模索の一環として、再びN氏に相談のメールを送ることになった。

 N氏はすでに海外取材の現場を離れていたものの、今なおあの時の不始末に心を痛めていること、部下や上司に対して積極的に海外取材における注意の喚起を促してきたことなどを率直に語ってくれた。

 そうして、唐突な私の相談にも懇切な回答を与えてくれたのである。

         *
 彼からの回答は、もしかしたら私のこれからの生き方にある転回点をもたらすほどの大きなきっかけになるかも知れない。

 すさまじい怒りを発して連絡を絶っておきながら、5年半の長きののちに突如としてメールを寄越し、なおかつ面倒な相談事を持ち込んだ私に対して、彼はあくまで冷静に、しかし親身になって回答を用意してくれた。

 思うに、彼はテレビ業界において相当の重きをなしている人物に違いない。

 そんな彼が、無数の番組を抱えている中、単なる一被取材対象者にそこまで誠意を尽くしてくれたのはなぜか?

 当時の私は著書を発行したばかりで、そうした事実に敬意を表してくれたのかも知れない。

 しかし、あれからすでに多くの時間が流れているのだ。

 無視しようと思えば、いくらだってできたはずである。

      *

 キーワードは、「闘い」にあったのだと思う。

 あのとき、もしも私が自分と家族と村の衆の名誉を守る為に必死に闘わなかったとしたら、私の存在も彼の中にはさほど深く刻まれなかったに違いない。

 だが、テレビ業界全体の改善へ向けた真摯な提言をも含むその闘いの鮮烈な記憶が、彼と私の間に何らかの形での「友情」のようなものを育んできたのではないか、という考えはうがち過ぎだろうか。

 だが、少なくともこの私自身は、彼とのメールでの短いやり取りの中に、確かにそうした「厚いもの」を感じていたことだけは確かなのである。

★チェンマイ&北タイ旅のご相談はこちらから。
 https://traveloco.jp/loco/kuntaa2726

★チェンマイで運転手付きワゴン車&乗用車が必要になったら「チェンマイフレンドリー ・カーサービス」へ!
【連絡先】 SV GLOW Co., Ltd.
*日本語専用電話 09-3291-0786 (広報支援ボランティア直通)     
*日本語専用e-mail : bestdrive-chiangmai@yahoo.co.jp
*URL : https://www.facebook.com/kunta2627/?modal=admin_todo_tour

★あなたのワンクリックが感涙の爺様を救う!?
 今日も応援クリックをよろしく!

アジア(海外生活・情報)ランキング

★クンター、今日のお薦めです。


60年前の僕
 
 メール、拝見しました。

 そうか、明日はもうクリスマス・イブなんですね。

 なにやらサバイバルのためのドタバタ続きで、日にちのことなどすっかり忘れていました。

 それにしても進さん、なんとも洒落た日に空に昇っていったものです。

 享年は、確か40でしたね。

       *

 今からちょうど60年前のあのクリスマス・イブの夜。

 山鹿の家の布団部屋で眠っていたら、襖越しに隣りの部屋から、なんだか甲高い智恵子叔母ちゃんや八重子叔母ちゃんたちの賑やかな笑い声のようなものが聞こえてきました。

 そっと襖を開けて覗いてみたら、みんなが体を丸めてくつくつ笑っているようです。

「ああ、お父さんは大丈夫なんだな」

 ホッとしてそう思いながら、またすぐに眠ってしまいました。

      *

 次の朝に目覚めてみると、それがさつみさんや叔母ちゃんたちの低く抑えた悲鳴や泣き声だったのだと知りました。

 火葬場に行くとき、みんな僕のことを忘れてしまい、ひとり家に取り残されました。

 僕は、まだ元気だった進さんと一緒に込み合う温泉銭湯に行って、進さんのつもりで手を握っていたところ、それが知らないオジさんだったと知ってビックリ仰天、激しく手を振り払いながら泣き出したときのことを思い出していました。

 ひとりぼっちが怖くなって、火がついたように泣き喚いていると、誰かが迎えにきてくれました。

 きっと、みんな茫然としていたのだと思います。

 いつも一緒で、優しかった姉ちゃんもね。

       *

 葬式のあと、しばらく休んでいた幼稚園に通い始めました。

 ある日家に戻ってくると土間に平台が置かれ、家の中はすっかり駄菓子屋さんに変わっていました。

 右側の棚では、貸本屋さんもやるのだといいます。

 進さんは早くに亡くなったので、勤務先の県地方事務所からもらえるお金はほとんどなかったのだそうです。

      *
 
 びっくりする僕に、さつみさんがおいしい「雀の卵」(ピーナッツ入り駄菓子)をいっぱい食べさせてくれました。

 さつみさんは、いつも笑顔だったけれど、ふと見せる横顔はどこか寂しそうでした。

 まだ、30代の半ばだったはずです。

 それが、僕の6歳のときのクリスマス・イブの哀しい思い出です。

★チェンマイ&北タイ旅のご相談はこちらから。
 https://traveloco.jp/loco/kuntaa2726

★チェンマイで運転手付きワゴン車&乗用車が必要になったら「チェンマイフレンドリー ・カーサービス」へ!
【連絡先】 SV GLOW Co., Ltd.
*日本語専用電話 09-3291-0786 (広報支援ボランティア直通)     
*日本語専用e-mail : bestdrive-chiangmai@yahoo.co.jp
*URL : https://www.facebook.com/kunta2627/?modal=admin_todo_tour

★あなたのワンクリックがセンチになった爺様を救う!?
 今日も応援クリックをよろしく!

アジア(海外生活・情報)ランキング

★クンター、今日のお薦めです。
 これ聴いて、すべてを笑い飛ばしましょう。
 https://youtu.be/8w-6uPw0TZY

西尾ブランコ2
 
 というわけで、タイ最高峰(2,256m)を誇るドーイ・インタノーンを踏破して、“幻のコーヒー桃源郷”を目指すという地獄のトレッキングが始まったわけだが。

 山麓の駐車場に着いた豪華ワゴン車から降りて、思わずのけ反った。

 その駐車場、というよりも狭い赤土の空き地には、なんと爺様が先頃、命からがら逃げ出して来た山奥の村とおんなじ民族衣装を着たポーカレン族の男女が、所在なげに屯していたのである。

       *

 し、しまった、たばかられたかあ!?

 三十六計、逃げるが勝ち!

 そう思って身構えたのだが、冷静に考えてみれば相棒のウイワットが、卑劣な全国指名手配網を張り巡らせたしつこい元嫁の姑息な策謀なんぞに加担するわけがない。

 しかも、その連中と来たら村の衆と同様に、いかにも「タレパンダ」ならぬ「タレカレン」と呼びたくなるダレ様なのである。

 しかし、これから命懸けでタイ最高峰2,565mに挑もうというのに、この緊迫感の無さは一体どういうことなのだろうか?

       *

 私は腰の刀の柄に手をかけたまま、注意深くあたりを見回した。

 事前に、ここには要塞のような検問所があり、リンチまがいの厳しいボディチェックを受けたあとで、法外な入山料とガイド料をむしり取られると聞いていたからだ。

 ところが、目の前にあるのはちゃちなテーブルの受付だけ。

入山検問所


 しかも、そこに座しているのはスマホをいじる若い娘とぼんやりと脇に立つカレン服の娘だけだ。

 この立ち娘、一見若く見えるが、青い色柄の巻きスカートを穿いている。

 これは、すでに結婚しているという証である。

 未婚のカレン処女(おとめ)は、足首まで覆う長い真っ白のワンピースを身にまとうのが決まりなのだ。

 どうです? え?

 この知られざるカレン族の伝統的風習を、ひと目で鋭く見抜く日本人なんて、世界中を探しても皆無ではありますまいか?

 さすが、11年間も暮らしたカレンの村から這々の体で逃げ出した偉い爺様よなあ。

       *

 さて、話は一向に前に進まないのだが、これには大きな理由がある。

 大枚200バーツを払って雇ったカレン族のガイドが、どうにも冴えないのである。

薬木の前で


 ガイドの雇用は、国立公園における登山の際に必須の条件として義務づけられている。

 いくら頼りないガイドでも、これを拒否するわけにはいかない。

 そこに現れ出たるわれらが有料ヒーロー、名前をシッテェデェという。

 名前からして、なんだかなあ、という感じなのだが、略称はデェである。呼びにくいから「デェ〜オ」と呼ぶことにした。

♪デェ〜オ、イデデ、イデデ、イデデ、イデデ、イデデ、デェ〜オ♪(この選曲は一定の年代にしか通じない年齢差別である、へへへ、ざまあご覧あそばせ!)

 おいおい、しっかり頼むぜえ。

 向こうでは若い女性ガイドが立派な英語を駆使して、ファランのカップル相手にテキパキと注意事項を説明しているではないか。

女性ガイド説明


 ともかく、このデェ〜オの力弱い先導によって、バンコクからの遠征大将軍西尾さんを隊長にいただくわれらが決死の「チェンマイコーヒー探検隊」は、拍子抜けの勇ましくない出発を遂げたのだった。

 そして、その1分後にこの有料ガイドがほぼ100%英語を理解できないことに気づき、愕然となる。

 Oh my Budda!

 だが、今さら怒っても間に合わない。

 西尾隊長による見事な統率戦術のもと、約1名の老探検隊員は、驚き呆れ、しまいには吹き出しながらこのデェ〜オの美点だけを愛することに決めた。

ガイドブランコ2


 なにせ、その出立ちからして笑わせてくれるのだ。

 割り竹を繋ぎ合わせた隙間だらけの壁、床からできたカレン族独特のよれよれ高床住居から、寝起きのままふらりと庭に出て小用を済ましているような実に情けないサンダル履きなのである。

 これがこの国立公園指定、タイ最高峰の山頂へと導くという神々しい役割を担うべき神の使者のあるべき姿なのだろうか。

 ああ、情けない。

       *

 それでも、デェ〜オ、やるべきときには一応、やるのであるらしい。

着火剤の木


 腹がえぐられたように削られた姿の樹木を指さして、

「これ、火を熾すときに削って使うね」

「おお、そうか、そうか、あの着火剤のことだな」

 打てば響くように応える爺様の姿を見て、大都会暮らしの西尾隊長は怪訝な顔だ。

 そりぁそうだろう、あの松・杉系の樹脂をたっぷり含んだ着きのいい着火剤、実際に鉈で割って囲炉裏で燃やしたことのある人間にしか分かる訳がないのだ。

 さすが、毎朝の飯炊き、皿洗い、薪割り、焚火熾しとさんざこき使われて来た元奴隷の爺様であることよなあ。

     *

 思わぬ視点からの意思の疎通に気を良くした番頭さん、もとい、元奴隷の番頭さんでありながら、今は探検隊員にまで出世した孤高の爺様。

 木の幹にびっしりと産み込まれた蝶の卵や切り傷に効くという薬木の仔細な観察、大きな蔦でのブランコ遊び、土手側から湧いてくる山清水の試飲などなど、一応のポイントは抑えているらしいデェ〜オの愛嬌あるガイドぶりに、次第次第に引き込まれるようになってきた。

蝶々の卵

英語の説明羨まし

キノコ2

西尾ブランコ1

湧き水1

ガイド試飲

西尾試飲

菊栽培大

ファラン一行


 渓流沿いの美しいトレッキングロードをゆるゆると歩む探検隊の前に、突如として立ちふさがる大小、形態、水勢さまざまなる壮麗なる滝との連続遭遇に、息を呑み、感嘆し、見惚れ、時には原初への身震いするような怖れすら感じながら・・・。

最初の舐め滝ガイドと西尾

最初の滝2

2番目の舐め滝2

3番目の大滝

3番目大滝


 望みはかなき探検隊は「幻のコーヒー桃源郷」への憧憬の念を、ますます深め高めてゆくのであった。

     *

 それにしても、わが愛しきデェ〜オよ。

 頼むから、いきなり崖の上の虚空に指を突き出して「スパイダー!」「スパイダー!」と連呼するのだけは、もう止しにしてくれないか。

 だって、いくらお前さんが半透明な蜘蛛の巣に身を潜めて獲物を待つ神々しい蜘蛛の姿が好きだからといって、指差されたわれわれタイ化、もとい完全退化した日本人の目には、あんな小さな蜘蛛の姿なんぞ、決して見えやしないのだから・・・。 (つづく)  
                                  
★同内容が体験できるプライベートツアーのお問い合わせは、こちらから!
 TRIPULL (THAILAND) Co., Ltd.
 https://tripull.asia/tour/chiangmai-coffee/

★チェンマイ&北タイ旅のご相談はこちら。
 https://traveloco.jp/loco/kuntaa2726

★チェンマイで運転手付きワゴン車&乗用車が必要になったら「チェンマイフレンドリー ・カーサービス」へ!
【連絡先】 SV GLOW Co., Ltd.
*日本語専用電話 09-3291-0786 (広報支援ボランティア直通)     
*日本語専用e-mail : bestdrive-chiangmai@yahoo.co.jp
*URL : https://www.facebook.com/kunta2627/?modal=admin_todo_tour

★あなたのワンクリックがタイ化した爺様を救う!?
 今日も応援クリックをよろしく!

アジア(海外生活・情報)ランキング

★クンター、今日のお薦めです。

コーヒー探検隊

「このところ、急速にレベルが上がっているというチェンマイのコーヒー園を、どうしてもこの目で見てみたいのだ!」

 某月某日、バンコクでユニークなプライベートツアーを次々にヒットさせているTRIPULL代表の西尾さんが、血相を変えて我が隠れ家にやってきて、机をどん!と叩いた。

 うへっ!

 正直にいえば、この爺様、さほどコーヒーには詳しくない。

       * 

 だが、今から5年前、某雑誌の編集長だった彼が、やはり血相を変えてわが「オムコイ・バンブーハウス」にやってきて、

「クンターの全生活を隅から隅まで暴きたい! ついては、鶏を絞めるところを見せてくれろ! 頼む、頼む!」

と、なにやら訳の分からないことを口走りつつも。

 大混乱の狂躁の刻が過ぎてみれば、実に冷静で品格のある美しい記事を書いてくれたという深い恩義があった。

 ここで酬わなければ、なんのおのこぞ!

       *

 そこで爺様、すっくと立ち上がって痛む腰をさすりつつ、

「やりましょう、やりましょう! 今すぐに! これこれ、相棒のウイワットよ、すぐさま屈強の男衆を揃えて、探検隊を組織するように!」

 大枚100両をぽーんと放り出し、西尾さんの両手をがっしとつかむと、男泣きに泣き出したのだった。

      *

 かくして今、わが「チェンマイコーヒー探検隊」は、誇らしくも嬉しくも、このタイランド最高峰(2,556メートル)の山麓中腹に降臨した。

「この山の彼方の渓流の奥の奥に壮麗なる大滝、小滝ありて、これらを艱難の果て、みんごと踏破し終えてのちに“こおふぃ”なるものの実、実に赤きルビーのごとく光輝を放ちつつ、たわわに成り茂る桃源郷ありとて」

 連綿と語り継がれきしかの「ドーイ・インタノーン“こおふぃ”伝承」を一筋の頼りとして、我らは往く、幻のチェンマイコーヒー、その真髄を求めて!

せせらぎ2

コケの若葉

2番目の舐め滝


*掲載動画は、美しい渓流沿いのトレッキング道をいきなり塞ぐように現れた中型の滝である。伝承の正しさに、爺様の手は震えに震え、ズーム操作は間違えるわ、西尾さんに感想を聞くのを忘れてしまうわ、散々の出来であった。見苦しくって、ごめんなさいねえ。
 http://www.facebook.com/kiyoshi.yoshida.752?ref=tn_tnmn

★チェンマイ&北タイ旅のご相談はこちらから。
 https://traveloco.jp/loco/kuntaa2726

★チェンマイで運転手付きワゴン車&乗用車が必要になったら「チェンマイフレンドリー ・カーサービス」へ!
【連絡先】 SV GLOW Co., Ltd.
*日本語専用電話 09-3291-0786 (広報支援ボランティア直通)     
*日本語専用e-mail : bestdrive-chiangmai@yahoo.co.jp
*URL : https://www.facebook.com/kunta2627/?modal=admin_todo_tour

★あなたのワンクリックが旅愁にむせぶ爺様を救う!?
 今日も応援クリックをよろしく!

アジア(海外生活・情報)ランキング

★クンター、今日のお薦めです。
とにかく、おいしい珈琲が飲みたい
中川 ワニ
主婦と生活社
2015-11-27



冒頭幸せ

 本人はなんにも知らぬままに、爺様がFacebook内に創設した「チェンマイ・カオソーイ愛好会」の初代キャンペーンガールとして、八面六臂の活躍をさせられてきた「迂闊の人」。

 このままずっと、彼女とカオソーイの蜜月関係は続くものと思っていたのに、突然、帰国の報がもたらされた。

 今月4日付けの記事でも書いたように、彼女はミャンマーへ旅のあとでチェンマイに入った。

 だが、着いた早々の夜に足首を捻挫してしまい、松葉杖、今風ギブスという重装備で、屋内養生を余儀なくさせられたのだ。

      *

 自分でも、ネットで仕入れた情報をもとに色んなマッサージなどを試してみたらしい。

 それが悪かったのかどうかは分からないが、2週間半ほど経っても経過は芳しくない。

 ちなみに、医師の診断は「全治3週間」だったはずだ、

 そこで考えた挙げ句、いったん日本に帰国して知り合いの整体師にその傷を委ねようと決断した。

 チェンマイのあとにはラオスへの旅も予定していたのだから、いかに「迂闊の人」とはいえ、気の毒なことになったものだ。

 むろん、アルコールが傷の回復に良くないことは分かっている。

 しかし、本人がどうしても一緒に飲みたいと駄々をこねるのだから、海のように深く広い恩情の人であるところのこの爺様が、この「迂闊難民」を無下に見捨てるわけにはいかない。

 そこで嫌々、もとい、「喜んで!」、今はなきタイウエイ・ゲストハウスの残党どもに声をかけた。

 呼応したのは、私が13年前に初めてチェンマイにやった来た際、バンコク発の夜行バスの中で偶然に知り合った塩谷さん。

 そして、その後移ったタイウエイで同宿になり、これまた今はなき「オムコイ・バンブーハウス」の宿開きにも駆けつけてくれた徳さんだ。

      *

 私を含むこの残党3人が、あれから10数年経ったいまも、こうしてチェンマイに集い寄り合っていることは、まさに軌跡としか言い様があるまい。

 そうして、今夜の主役である「軌跡の人」はこれらタイウエイ・ジェラ紀からはるか遅れること数世紀。

 化石化寸前の「タイウエイ」と「バンブーハウス」という、旅人にとっては歴史的記念碑とも呼ぶべき二つの宿に泊まり合わせて、この残党どもとも知り合うという不幸な、もとい、幸福きまわりない歴史役回りを担ったのであった。

     *

 ふう、やれやれ。

 やっと、酒が飲めるわい。

みんなで


 取りあえずは、ビールで乾杯だ〜い!

 それぞれが好みのビール(約一名は水)を注文し終えたところで、主にビアチャン(象印ビール)を勧める「ビール飲め飲め促進係」のきれいなお姉様が登場した。

ビアガール


 彼女、同性の「迂闊の人」から見ても相当な美形なのだそうで、すっかり女性アレルギーになってしまった爺様。

 この夜初めて「女性でもきれいなお姉さんにお酌をしてもらうと、胸がドキドキするくらいに嬉しい」という驚愕の事実を知らされたのであった。

      *

 つまみは、爺様の大好物であるヤムカイダオ(キュウリ、トマトなどの生野菜と手でちぎった目玉焼きを唐辛子の効いた甘酸っぱいソースであえたバカウマ・サラダ)。

 それに、プラーニンなどの養殖魚の中では最高の気品と淡白な味わいを誇るオレンジ色の鱗をもつプラー・タプティンのハーブ添え唐揚げ。

ザかな唐揚げ


 そこへ、なぜか注文していないはずの同じくプラー・タプティンの蒸し焼きが乱入する。

魚蒸し焼き


 相棒のウイワットが糾すと、ウエイトレスが記入ミスをして行き場のなくなった料理を、我々無知な日本人に押しつけようと云う策略であったらしい。

 だが、すっかり酔った番頭さん、もとい、「フリーダム老年ノマド」のクンター吉田、この過ちをタイ人、もとい大人のごとく悠揚として受け入れ、すぐさまそのとろけるような女体、も、もとい魚体に愛撫の手を、もとい、もとい、愛の手を差し延べたのだった。

蒸し焼き


 ビアチャン党のはずの徳さんは、美形お姉さんの思わぬビアシン(獅子印ビール)混入手口に狂喜乱舞し。

徳さん飲む


 水で酔った塩谷さんは、13年前と変わらぬ姿でニコニコと微笑み。

徳&塩谷


 ハイテンションの「迂闊の人」は、懸命に否定しながらも奇妙な論理でダンナの惚気(のろけ)話を繰り返し。

 ちと呂律の回らなくなってきた爺様は、最初の登場時点から怪しいオーラを発してきた仲居頭みたいな女性が、突如として超絶技巧の歌い手に変身したことに驚愕し。

謎のおかみ

唄のお姉さん


 明日のスコータイ行きを控えた相棒は、お仕事Lineのチェックに余念がなく。

噴水

ハートご飯

 
 かくして、腹一杯飲んで、かつ食べまくったご一統は、お一人様326バーツという衝撃の安値に感動の涙を流しつつ。

 相棒の親戚のお姉さんが運転する流行りのアプリ白タクに乗り込んで、街へと戻っていった。

 さらば、「迂闊の人」よ!

★チェンマイ&北タイ旅のご相談はこちらから。
 https://traveloco.jp/loco/kuntaa2726

★チェンマイで運転手付きワゴン車&乗用車が必要になったら「チェンマイフレンドリー ・カーサービス」へ!
【連絡先】 SV GLOW Co., Ltd.
*日本語専用電話 09-3291-0786 (広報支援ボランティア直通)     
*日本語専用e-mail : bestdrive-chiangmai@yahoo.co.jp
*URL : https://www.facebook.com/kunta2627/?modal=admin_todo_tour

★あなたのワンクリックが飢えた爺様を救う!?
 今日も応援クリックをよろしく!

アジア(海外生活・情報)ランキング

★クンター、今日のお薦めです。

↑このページのトップヘ