チェンマイで悠々として急げ!

カレン族の村から迷い出たクンター(爺様)のよれよれ、とぼとぼ「再生記」

二人背中

チェンマイのピン川沿いにあるホテルで、みき子さんととも子さんに再会した。

二人は2年前の今頃、わがオムコイ・バンブーハウスを訪ねてくれたのである。

みき子さんは染織りものが大好きで、カレン織りの現場を見たいと熱望していた。

そして村を案内している途中、タイミング良く隣家の女房どのがカレン服を織っているところに遭遇し、縦糸を腰当てにつないでテンションをかける独特の「腰織り」を見ることができたのだった。

さらに、棚田散策の途中でたくさんの牛たちに囲まれ、仔牛に掌を舐められたときの二人の戸惑いと喜びの声を、番頭さんはずっと覚えていた。

そうして、去る11月、オムコイを離れて新しいブログを立ち上げ、相棒ウイワットのカーサービスを紹介したところ、みき子さんからさっそく「サンカンペーン・ハンディクラフト巡り」に関する問い合わせメールをもらったのだ。

それから、メールを通じて何度も旅の相談を重ね、ついに今回の再会と、「ハンディクラフト・スペシャル探訪」が実現したのである。

     *

スペシャルというのは、今回、みき子さんが絶対に会いたいと探し当てた人物が、どうも世界的に有名なテキスタイル・アーティストであるらしいということが分かってきたからだ。

ホームページは実にシンプルで、賑々しい宣伝は何もしてないのだけれど、どうやらニューヨークタイムズの取材も受けたことがあるらしい。

そして、その作品の販売価格が、文字通りに桁違いなのである。

うーむ、一体どういう人物なんだ?

さらに膨らむ興味と軽い緊張感を胸に、私たちはチェンマイ郊外のメーリムをめざした。

      *

約1時間ほどで住所の近くまで辿り着いたのだが、約束の時間には少し早い。

コーヒーでも飲もうかとクルマを進めると、麗しい田園風景の中に忽然と寺院が現れた。

外観


近寄ってみると意外に大きなお寺で、チェディも個性的なデザインである。

チェディ3

チェディ1

クルマ

クルマ外観


仕方がない。

ここで時間をつぶすことにして、本堂に上がり込んだ。

ところがどっこい、そんな軽い気持ちを覆すように、この田舎寺院のご本尊は立派で、9体もの黄金の仏像を従えている。

本尊1


脇には、私の大好きなエメラルド仏陀の姿もあるではないか。
エメラルド


私がご本尊の前で、ついつい二人のレディに「タイ人男女別三拝の仕方」などを講釈したのも、きっと、その場の空気がとても厳粛だったからに違いない。

本堂の脇の別堂のまわりには、チェンマイの寺では珍しいシンハ(獅子)の像がいろんな表情で守りを固めている。

白い飾り

シンハ1

蓮の花


沖縄のシーサーを連想させる造りに、思わず表情がゆるんだ。

     *

 その別堂の玄関脇で、みき子さんが小さなシンハのお守りを見つけた。

お守り


 1個100バーツとちと高いが、ちょうど部屋用のキーホルダーが欲しい思っていたので、グッドラックを招くタンブン(寄進)と割り切って、番頭さんも二人に続き「3名様、お買い上げ!」と相成った次第。

境内を出て、個性的なデザインのチェディを眺める。

チェディ2



寺院で黄金のワニ像というのも珍しい。

ワニ迫力



嬉しかったのは、タイ人にとって重要な誕生日の曜日にまつわる仏陀が、それぞれにキチンと展示してあった点。

月火

水午前午後

木

金土

土日


しかし、根がいい加減な番頭さん、一週間の曜日は7つなのに、どうしていつも8つの仏像が並んでいるのか、不思議でならなかった。

いろんな人に訊いても、まだ明確な応えが出ていなかったのだ。

ところが、翌朝に帰国したみき子さんからメールが入り「もともとはミャンマーからきた風習で、水曜日の守り仏陀は午前と午後の二つあるらしい」という道筋が判明した。

おほ〜っ、持つべき者は麗しく聡明なる友である。

そして、時間つぶしをさせてもらったタダものではないこの田舎寺を出たあとで、私は聡明なる友の導きによって、胸躍る新たな出会いに遭遇するのだった。

ヤッホー!

★“チェンマイ&北タイ”旅のご相談はこちらから。
 https://traveloco.jp/loco/kuntaa2726

★チェンマイで運転手付きワゴン車&乗用車が必要になったら!
【連絡先】 SV GLOW Co., Ltd.
*日本人直通電話 09-3291-0786
*日本語専用e-mail : bestdrive-chiangmai@yahoo.co.jp
*URL : https://www.facebook.com/kunta2627/?modal=admin_todo_tour

★あなたのワンクリックが踏ん張る爺様を救う!?
 今日も応援クリックをよろしく!

アジア(海外生活・情報)ランキング

★クンター、今日のお薦めです。

th_記念撮影

チェンマイに移ってから、早や2ヶ月以上。

極度の不眠に見舞われながらのサバイバルに向けたもがきが、ようやく形になってきた。

ユニークな旅サイト「Traveloco」さんとの出会いもそのひとつ。

地元で暮らすロコ(ローカルピープル)としてのメリットを活かして、さまざまな旅の手助けをする。

それは、以前の「カレン族生活体験宿番頭」としての仕事にも通じるところがあり、何よりも新しい出会いが待ち受けている。

ゲストの満足した笑顔と、世界各地からの新鮮な風に触れる喜び、また味わえるんだなあ。

th_ツアーリーダーの施shiさん

th_ウイワット中

th_落とし物はイスの下


しみじみと、嬉しい。

★具体的なクンターの活動はここでチェック!
https://traveloco.jp/loco/kuntaa2726

★チェンマイで運転手付きワゴン車&乗用車が必要になったら!
【連絡先】 SV GLOW Co., Ltd.
*日本人直通電話 09-3291-0786
*日本語専用e-mail : bestdrive-chiangmai@yahoo.co.jp
*URL : https://www.facebook.com/kunta2627/?modal=admin_todo_tour

★あなたのワンクリックが爺様を救う!?
 今日も応援クリックをよろしく!

アジア(海外生活・情報)ランキング

★クンター、今日のお薦めです。
極夜行
角幡 唯介
文藝春秋
2018-02-09

裸の尻

 昨日は午後2時から、2度目の神経痛マッサージ施療を受けた。

 ドアを開けると、婆さんが嬉しそうに笑う。

 私よりもひとつ年上の67歳だそうな。

 残念ながら、今日は爺さんはお出かけ。

 密室の中に、年上の女性と二人きりの怪しい興奮ムードが漂う。

 苦みばしった横顔に深い憂いをたたえた私は、ひそやかにパンツ(ズボンです、ズボン!)を脱いで、ぶかぶかのみっともないタイパンツに着替えた。

 やれやれ。

     *

 先ずは、触診から。

「オホ〜ッ、今日は腱がパンパンだ!」

 婆さんがタイ人独特の感嘆詞を叫びつつ、右足の外側のラインを指でたどる。

 触ってみると確かに、昨日は全体がパンパンという感じだったのだが、今日は右尻のえくぼあたりから発した筋が足首まで一本線となって浮き上がっている。

 これが、昨日のあの痛みと苦しみの代償なのだろうか。

「よおし、今日はこいつを揉みほぐして柔らかくするからね」

 おお、揉みほぐしか、それなら今日は楽だな。

 思った途端に肘攻撃がきた。

「うっ!」
 
 反射的に体が縮まるほどの衝撃だった。

     *

 あとは、悲鳴、絶叫、身悶え、啜り泣き、懇願、哀願、号泣、そして悶絶。

 いくら「ポーレオ(充分)!」と叫んでも、婆さんはその手と足(今日は踏んづけも加わった)をまったく緩めようとはしない。

「よしよし、よしよし、痛いのニットノーイ(ちょびっと)、ディ、ディ(この痛さが良いんだわさ)」

 笑いを含みつつ、わたしのことをガキ扱いしながら、肘、膝、足先でグリグリ、ゴリゴリを繰り返す。

 だから、年上の女は嫌なんだよなあ。

 すぐに姐さん女房気取りになっちゃって。

 この、鬼! 悪魔〜!

 そうののしると、悪魔は人体図を持ち出して、マッサージすべきツボと腱の位置とその役割を滔々と語り出す。

 理屈は合っているし、腱の一部を抑えてマッサージする箇所を浮かび上がらせるという手法にも納得はいくのだ。

 だが、この痛さだけはなんとかならんもんか?

 これじゃあ、金を出して痛めつけてもらいたがるサディストとおんなじではないか。

      *

 あまりにもの痛さに堪え難く、1時間が経たぬうちに身を起こしたのだが、「まだ、終わっちゃいないよ」

 婆さんは強引に私の体を引き倒す。

 な、なにするの! あ、あれ〜っ!

 か細い声をあげて抵抗しているうちに、ようやく婆さんの動きが止まった。

「どれ、足を自分で持ち上げてごらん」

 うん、痛くない。

「さっきは腱の腫れがひどかったけど、今はずいぶんとほぐれてきたよ。触ってごらん」

 確かに、始める前はこりこりと浮き上がっていた硬くて細いラインが、嘘のように消えている。

 起き上がって正座をすると、太腿やその右脇、すねあたりに筋肉痛のような痛みがある。

 だが、それは神経痛の深くていやらしいからみつくような痛みとは違って、ごく表面的なもののように感じられた。

 これが今日の痛みと苦痛の代償なのだろうか。

 あとは、この筋肉痛のような表面的な痛みを取り去っていけばいいのだろうか。

      *

 最初の日に婆さんは、「3日通え」と言ったはずだ。

「じゃあ、明日が最後だね」

「いいや、明日は思い切り痛くした体を休めなさい。そして、明後日にまたおいでよ。たぶん、それで終わりだよ」

 毎日、それなりに結果が出ているから、いちいち言うことに説得力がある。

 明後日か。

 最後は、そこまで痛くはしないだろう。

 楽しみだなあ。

 気がつけば、すでに1時間半が過ぎている。

 だが、婆さんは1時間分の200バーツしか受け取ろうとしない。

 その顔には、「大げさに痛がるあんたの治療が面白い」と書いてあった。

★チェンマイ&北タイ旅のご相談はこちらから。
  https://traveloco.jp/loco/kuntaa2726

★チェンマイで運転手付きワゴン車&乗用車が必要になったら「チェンマイフレンドリー ・カーサービス」へ!
【連絡先】 SV GLOW Co., Ltd.
*日本語専用電話 09-3291-0786 (広報支援ボランティア直通)     
*日本語専用e-mail : bestdrive-chiangmai@yahoo.co.jp
*URL : https://www.facebook.com/kunta2627/?modal=admin_todo_tour

★あなたのワンクリックが悲運な爺様を救う!?
 今日も応援クリックをよろしく!

アジア(海外生活・情報)ランキング

★クンター、本日のお薦めです。
メディカル・タイマッサージ入門 ホリスティック療法の最高峰! [ 大槻一博 ]
メディカル・タイマッサージ入門 ホリスティック療法の最高峰! [ 大槻一博 ]

蝶々

 元旦のうちにやっておくべきことが、無事にすべて片づいた夕刻。

 ふらりと散歩に出ると、小康状態だった神経痛がまたぶり返してきた。

 例のセクシーなお尻の右のえくぼのあたりが、妙に「痛だる」い。

 妙な形容だが、そんな風にしか書き様がない痛みであり、だるさであるのでR(なんて表記が、一時流行りましたなあ、嵐山さん)。

 そして、そこから広がった太腿の裏側、ふくらはぎ、脛へのラインが、切ないほどに痛苦しい。

 切ないなんて気持ち、ずっと忘れていたのだけれど。

 このもどかしいような、身悶えしたいような、震えるような恋心、じゃなかった「痛だるさ」、ホントにもう身をよじりたいほどに堪え難いのだ。

         *

 ああ、どうしよう、どうしよう。

 年末にかかったマッサージ師は、明日にならないと出て来ない。

 だけど、このまま座して死を待つ(?)心境にはとてもなれない。

 そこで、びっこをひきひき、ウオーキングの途中で見かける小さなさびれたようなマッサージ店に向かった。

         *

 スライドドアを開くと、婆さんが仰向けになって昼寝をしている。

 あちゃ〜、こりゃ外れかなあ。

 そのまま引き返そうとしたら、意外や意外、その昼寝婆さんが素早い身のこなしで起き上がると、「ほら、入って、入って」と私の腕を取った。

 やむなく靴を脱いで床に立つと、そこには4つのふとんが無造作に敷き並べてある。

 年末に行ったマッサージ屋のようにカーテンで仕切ってあるわけでもなく、静かな癒し系のBGMが流れているわけでもない。

 お決まりの洗足もなく、「じゃあ、そこに寝て」と適当なふとんを指差された。

 マッサージまで適当にやられては困るから、右足を指差して、ちと大げさに症状を説明する。

「ああ、そりゃ**だね」

 とあっさり言われたが、意味は分からない。

 でも、この婆さん何気にできる風も見えたから、メガネを外してふとんに横たわろうとすると、

「あ、その前にこれに着替えてちょうだい」

ぶかぶかのタイパンツを渡された。

でも、着替える場所なんてどこにもない。

「アタシしゃ構わんから、ここで着替えなよ」

あの、こっちが困るんですけど。

        *

 仰向けに寝た。

 荒っぽく私の右足をさすった婆さんが、

「あちゃ、こりゃパンパンだわ。どれ、左を下にして横向きになって。ほれ、左足は伸ばして、曲げた右足を左足の上にこう乗せる、と」

 その態勢ができると、いきなり左足のふくらはぎに激痛が走った。

 見ると、婆さんがその上に乗って体重をかけているのだ。

 しかも、なんで痛んでいないはずの左足?

         *

「い、痛い、痛い!」

そう叫んだが、婆さんは一向に構わない。

思わず右手を伸ばして、婆さんの足をむこうに押しのけた。

「おお、おお、随分と痛がりだねえ」

婆さんの口調には揶揄するような響きがあったが、痛いものは痛いのだ。

婆さんは苦笑しながら私の右側に座り込み、右足を抱え込むようにして手によるマッサージを始めた。

これがまた、荒っぽい。

痛みの震源地であるお尻のえくぼのあたりに、容赦なく肘や指を食い込ませて、筋をほぐすようにグリッ、グリッとずらしてゆく。

その攻撃が、いつ核心部に達しまいかと気が気ではない。

金だけ払って、もう帰ろう。

そう思った瞬間、右足の指先に別の感触が伝わってきた。

ひ! なんだ、これ?

だって、婆さんは私の右足を左手で抱え込んで、右手で施術をほどこしているのだ。

とうことは、別の誰かが婆さんとはまったく違う繊細なタッチで、私の指先をほぐしていることになる。

ゾゾ〜ッ、これって流行りかなんかの「ピー(心霊)マッサージ?

         *

ちらと目をやると、な〜んだ、さっき私に達者な英語で「あんた、日本人?」とたずねてきた旦那ではないか。

確か、私よりもずっと年上、間違いなく70歳は超えているだろう。

その爺さんが、なぜにこの年下のメイドインジャパン爺様のマッサージなんぞ?

ひとりっきりではつまんないから、暇つぶしに私の足で遊んでるのかなあ。

         *

そんな影の薄い爺さんが、その旗幟を鮮明にしたのが、いきなりの「マッサージマシン攻撃」である。

足指の揉みほぐしが終わったと思ったら、

「ブイ〜ン!」

いきなりハンディ・マッサージマシンを稼働させて、ウイン、ウイーンと足裏のツボを攻め立て始めたのであります。

くすぐったいのもあって、思わず笑っちゃう私。

一方で婆様は、相変わらずの荒っぽさでぐいぐい、痛む箇所を伸(の)して行きます。

揉むというのではなく、文字通り伸す。

特に、それが脛や腿の表面に及ぶと悲鳴を上げたいくらいに痛む。

だけど婆さんは、「そんなに痛くないはずだよ、軽くしかやってないんだから」と首をひねりながらのたまう。

         *

そこでふと、10数年前のことを思い出した。

ガン宣告からおよそ1年半。

過酷な闘病の果てに妻が逝ったあと、極度の不眠と鬱に翻弄されていた私は、今と同様に必死にサバイバルの道を探っていた。

そんな頃、「ガン患者家族の会」という集いに参加して、ご主人を亡くしたばかりの同年代の女性と知り合った。

彼女は経済的な自立をめざして、ある整体マッサージを学んだという。

私がさっそく、今の辛い体調を打ち明けると、彼女はすぐに施術を約束してくれた。

そして、彼女の自宅での施術が始まると私はすぐさま大きな悲鳴をあげた。

彼女は、約10センチくらいのマッサージ棒で、私の足の指先を軽く押しているだけなのだという。

だが、私にはそれがまるで拷問のような猛烈な痛みに感じられて、思わず悲鳴をあげてしまったのだ。

それほど私の体はボロボロで、神経がくたくたに疲弊しているのだと彼女は教えてくれた。

今、婆さんの施術を受けて大げさな悲鳴をあげている私は、おそらく、その10数年前の私と同じような体調のもとにあるのだろう。

       *

激しい痛みの連続の中に、たまにまどろみたいような安楽のときが訪れる。

そんな奇妙な二人掛かりのマッサージが終わった。

二人の攻撃は、首や背中に及ぶことはついぞなく、右足を中心とした腰以下の押し、伸(の)し、突き、揉みに終始した。

婆さんが仰向けになった私の右足を指差して、「伸ばしたまま持ち上げてみろ」と言う。

指示通りにすると、右足がひょいと上がって痛みはまったく感じない。

あれえ、おかしいなあ。

起き上がると、右のふくらはぎの下の方だけに軽い痛みを感じた。

蓮の花


「一回ではすべての痛みは取れないよ。少なくとも3日は連続でやらなくちゃ。明日もきっと来るんだよ」

確かに、痛かった。

「もうやめてくれ!」と叫んで、爺さんや婆さんの手を払いのけようとしたこともあった。

だが、いまの私は、すなおにこの二人掛かりの奇妙なマッサージを明日も受けてみたい、という気持ちになっていた。

最後に値段を訊くと、「ああ、1時間で200バーツだよ」

婆さんが、思い出したように言う。

いわゆる、標準的な値段である。

高くも安くもない。

普通はお互い最初に値段を確認し合うものだが、この3P(3人のプロジェクトチーム)、値段よりも先に私の足の「痛み」に一気にフォーカスしてしまったようだ。

それよりも婆さん、爺さんの二人が、なんだか疲れたような、それでも満足したような年寄り特有の微妙な表情を浮かべていることに私は打たれた。

明日の結果症状と、その後の新たな二人がかり3Pプレイが楽しみになってきたぞお。

★チェンマイ&北タイ旅のご相談はこちらから。
 https://traveloco.jp/loco/kuntaa2726

★チェンマイで運転手付きワゴン車&乗用車が必要になったら「チェンマイフレンドリー ・カーサービス」へ!
【連絡先】 SV GLOW Co., Ltd.
*日本語専用電話 09-3291-0786 (広報支援ボランティア直通)     
*日本語専用e-mail : bestdrive-chiangmai@yahoo.co.jp
*URL : https://www.facebook.com/kunta2627/?modal=admin_todo_tour

★あなたのワンクリックが神経痛に悶え苦しむ爺様を救う!?
 今日も応援クリックをよろしく!

アジア(海外生活・情報)ランキング

★クンター、今日のお薦めです。
タイマッサージ・ストレッチ200
一般社団法人臨床タイ医学研究会
BABジャパン
2016-11-29


ドーイステープ
 
 新年、明けましておめでとうございます。

 今朝のチェンマイ、まるで雨でも降り出しそうな曇り空です。

 これでは、タイ最高峰ドーイ・インタノーンからも初日の出は拝めなかったことでしょう。

 写真は、「山上の名刹」として有名なドーイ・ステープの市街地からの遠景です。

          *
 
 ところで、昨夜はお疲れさまでした。

 大晦日にお葬式などと大変不幸なことでしたが、災い転じて福となす。

 今年はきっと、いい年になることでしょう。

          *

 こちら、オムコイを去ってから丸々2ヶ月が過ぎました。

 これを書き出した今は、明け方の4時。

 室内は23℃で、タイ独特の陶製タイルの床がひんやりと冷たく感じられます。

 むろん靴下を履いていますが、木や竹の家に慣れた自分には、この冷たさが問題になりそうです。

 けれど、オムコイの冬場は10℃以下になりますから、まるで天国です。

          *

 さて昨日の大晦日は、午後から相棒と一緒に近くのホームセンターに仕事用の机と椅子を買いに行きました。

 それまでがお粗末な物を使っていたので、右尻のえくぼのところから始まった神経痛はおそらく姿勢が悪いせいではないかと思い至ったからです。

 ふたつで約1万3000円。痛い出費ですが、日本に較べると冗談みたいに安いでしょう?

デスク1


 デスク下奥にある本は、近くに住む日本人の友人からのプレゼントです。

 ちなみに、アパート代は1,600バーツ(約5600円)。

 電気代は先月分から倍増の12バーツ(約42円)、水道代はおよそ半減の14バーツ(約49円)。

 これは、現代の奇蹟としか言い様がありません。

 相棒の話だと、学生アパートよりも安いそうです。

 これにWi-Fiルーター賃貸の月632バーツ(約2212円)が、毎月の最低限必要経費です。

ルーター


 部屋の写真送りますが、古いけどそう捨てたものではないでしょう?

 近隣の住人は、タイ人にしては珍しくとても静かです。
 
 ベッド、タンス、鏡台は作り付け。

 土手際の日陰なので、乾季の昼間でも扇風機はいらないくらいに涼しいです。

 ちなみに、相棒宅の電気代は6人暮らしで月5,000バーツ(エアコン2個あり)を超えます。

 僕の部屋代と自由な暮らしが、心底羨ましいそうです。

         *

 大家さんは相棒の親戚筋で、とても親切です。

 食器も持ってきてくれました。

 カーテンも、ふとんの色に合わせてわざわざ付け替えてくれました。

 この部屋代とこの親切な大家さんだから、なんとかやっていける目処が立ったのだと思います。

 すべては順調です。

 相棒が言うように、しっかり頑張っていつか姉ちゃんをチェンマイにお招きしたいと思います。

 では、お互いに良い年になりますよう!

                   2019年元旦  3つ年下のクンターより 

★チェンマイ&北タイ旅のご相談はこちらから。
 https://traveloco.jp/loco/kuntaa2726

★チェンマイで運転手付きワゴン車&乗用車が必要になったら「チェンマイフレンドリー ・カーサービス」へ!
【連絡先】 SV GLOW Co., Ltd.
*日本語専用電話 09-3291-0786 (広報支援ボランティア直通)     
*日本語専用e-mail : bestdrive-chiangmai@yahoo.co.jp
*URL : https://www.facebook.com/kunta2627/?modal=admin_todo_tour

★あなたのワンクリックが望郷の爺様を救う!?
 今日も応援クリックをよろしく!

アジア(海外生活・情報)ランキング

★クンター、今日のお薦めです。

紫蓮の花
 
 数日前から、世界的にセクシーなことで知られる爺様のお尻の右えくぼの辺りが急に痛み始めた。

 かばって歩いているうちに、今度は腰、右腿の裏側、右ふくらはぎ、ついでに、右脛までが猛烈に痛み出した。

 市街地でのリサーチを終えた昨日の夕方には、歩くのも辛くなって来た。

 やむなく、近所のマッサージ店に駆け込んだ(駆けられないけど)。

 すると、20分も遅れてやってきた中年女性のマッサージ師、まっ先に痛い箇所を肘や親指でグリグリ、ゴリゴリ。

 ヒ、ヒ〜ッ!
 
 もう、痛いのなんのって。

 ク、ク〜ッ!

        *

 でも、不思議なことに、患部から伝わってくる彼女の肘や指の感触は「ああ、この人、上手いなあ」という素直な感想を導き出す。

 一体、どうなっているのだろう?

 だから、爺様もどんなに痛くったって「もう、止めてくれろ!」とは言い出せず、ひたすら我慢の子を決め込むのだった。

 ついでに、かつて目の前をうるさく飛び回る蜂を追っ払おうとして、勢いが強過ぎたのか腱を傷めてしまった右肩の古傷もガリガリ、ゴリゴリ。

 のたうち回った挙げ句の約1時間後。

        *

 あ〜ら、不思議!
 
 なんだか、少し痛みが薄らいだような。

 おお、この人、もしや市井に隠遁する達人か?

 気を良くして、「明日も頼む、頼む」

 そのゴッドハンドにすがって予約を入れようとすると、

「明日からお正月で3連休なのよお。じゃあ、1月の2日に会いましょうねえ」
 
 つれない返事に、がっくりの爺様なのであります。

 ああ、冷たく見放されてしまったわい。

        *

 群衆の中の爺様の孤独。

 恥の多い一生を送ってきました。

 トカトントン。

 傘がない。

 死のうと思っていました。

 いまだ、人生を語らず。

 あ、これ太宰と陽水と拓朗に仮託した爺さまの心象風景などではなく、本当に激しい雨が降ってきたのですよお。

 だから部屋にも戻れず、晩飯にもありつけず、人生、急に虚しくなっちゃったんですなあ。

           *

 今朝になって、そろそろとウオーキングに出たのだが、すぐに右尻、ふくらはぎが痛み出して、歩きは即刻中止。

 びっこを引きつつ、毎朝通っている粥屋まで歩いて、30バーツのジョックをたらふく食べましたとさ。

 これじゃあ、餅つきどころか大掃除だってできやしない。

 ああ、いい口実ができて嬉しいなあ。

           *
  
 というわけで皆様、とりあえずは良いお年を!

 年が明けて、痛みが少し和らいできたら、またあれこれと画策する予定である。

 たぶん、きっと、おそらく、むにゃ、むにゃ・・・。

 あ、向こうから「良いお年さん」が猛烈なスピードでこ、こっちに向かってきますよお。

 ラッキーな衝突には、くれぐれも気をつけてねえ。

 それじゃあ皆様、さよなら、さよなら、さよなら。 

★チェンマイ&北タイ旅のご相談はこちらから。
 https://traveloco.jp/loco/kuntaa2726

★チェンマイで運転手付きワゴン車&乗用車が必要になったら「チェンマイフレンドリー ・カーサービス」へ!
【連絡先】 SV GLOW Co., Ltd.
*日本語専用電話 09-3291-0786 (広報支援ボランティア直通)     
*日本語専用e-mail : bestdrive-chiangmai@yahoo.co.jp
*URL : https://www.facebook.com/kunta2627/?modal=admin_todo_tour

★あなたのワンクリックが爺様を救う!?
 今日も応援クリックをよろしく!

アジア(海外生活・情報)ランキング

★クンター、今日のお薦めです。
生き方上手はよく笑う (WIDE SHINSHO) [ 斎藤茂太 ]
生き方上手はよく笑う (WIDE SHINSHO) [ 斎藤茂太 ] 

RIMG6995


 昨日の記事で前触れした「スコータイ歴史博物公園」の記事であるけれど。

 あまりにも写真の数が多いために、このブログではとても紹介しきれない。

 そこで、Facebookビジネスページ「チェンマイ・フレンドリーカーサービス」の方にスライドショーの形で掲載することにした。

https://www.facebook.com/kunta2627/?modal=admin_todo_tour

 お手数ながら、上記URLをコピー&ペーストの上検索してご覧になってください。

 Facebookのアカウントを持っていなくても、私の記事は誰でも自由に読むことができます。

 なお、チェンマ発の情報誌『CHAO(ちゃ〜お)』での連載コラムが、去る12月10日号で最終回を迎えた。

 今日はここにそのコラム記事を転載して、すべてに区切りをつけたいと思う。

********************
 【オーマーチョパー!】

 これ以上は堪え難い事態に直面して、11年近くも暮らしてきた山奥の村をやむなく去ることになった。

 従って、これが最後の「クンター流カレン族生活体験」である。

 およそ5年半の長きにわたって当コラムを愛読し、さまざまなご支援をいただいた読者の方々、そしてわがカレン族生活体験宿「オムコイ・バンブーハウス」をはるばると訪ねてくださったゲストの方々に、心よりのお礼を申し上げたい。

       *

 ひとくちに10年といっても、実にさまざまなことがあった。この村にやってきたとき、私はまだ55歳だった。

 妻を亡くしたあと、抗鬱剤の副作用によって異様な躁状態に見舞われ、狂ったように無軌道な旅を続けたあとでチェンマイにたどり着いた私は、晩秋の冷涼な空気の中、ふと我に返った。妻が逝ってから、すでに3年以上の時が流れていた。

 そして、日本に戻るのか、このまま旅に身を委ね続けるのか、という岐路に立たされたときにひとりのカレン族の女性と出会った。

 彼女に強引に誘われて、チェンマイからバスで4時間半近くもかかる山奥の村に初めて足を踏み入れたとき。正直に言えば、「これはとんでもない所に来てしまったなあ」と後悔した。

 あたりはすでに深い闇で、当時はまだ外灯も整備されていなかった。

「とにかく暗い」という印象が強烈だったのである。

         *

 ところが、一夜が明けてみるとその印象は一変した。

 タイ人とは異なる村の衆の日本人に近い顔つき。竹で壁や床をしつらえた独特の高床式住居。

 庭では鶏が放し飼いにされ、細い道路を牛や水牛が道端の草を食みながらのんびりと歩いている。

 川向こうまで歩けば、一面の棚田の広がりである。そこには、稲刈りを控えた黄金色の稲穂が、香ばしい薫りを放ちながらゆったりと風に揺れている。

 村の衆は小さな川で魚を獲ってナムプリック(唐辛子タレ)にするというし、水を張った田んぼでとれるタニシやカエルも食糧になるという。

 時にはヘビやムササビ、コオロギやセミ、カブト虫なども食べるというのだから驚きだった。

 主食は、高地であるために一期作で作るジャポニカ米である。田植えは雨季に入った6〜7月、刈り入れは雨季の終わる10〜11月にかけて。まるで日本と同じである。

 そして、生きとし生きるもののすべての命をいただくことで、自らの命を保ってゆく。

 こうした自然に沿った生き方は、私に不思議な安堵感を与えた。

 さらに、目に入るまわりの風景のすべてが、少年期を過ごした昭和30年代の田舎を思わせる農村風景に重なり、私はなんとも言えない懐かしさを覚えたのである。

「ここでなら、生き直しができるかもしれない」と。

          *

 だがフリーのライターだった私は、30代の初めに重度な頸椎損傷を負った妻が50代の初めになって肺がんを発病して以来、妻の介護にかかりきりにならざるを得なかった。

 そして、妻亡きあとの狂躁の旅で、わずかに残った貯えも底を尽きかけていた。

 この場所で、カレン族の女性と新しい暮らしを始めるには、なんらかの稼ぐ道を見つけなければならない。

 牛の放牧、黒豚やナマズの飼育、バナナ畑の開墾、そして野菜の栽培。甥っ子のひとりにバイクの修理屋を開かせ、それが失敗したあとは村でクイティアオ屋を開いた。

 それも失敗に終わると、前述の宿を開くことになった。

          *

 ようやく、雀の涙ほどの年金支給が始まり、宿の経営を並行していけばなんとかひと息つけるのではないかと思った矢先に、宿を閉めざるを得ない事態が生じ、ついには私自身が村を離れるという最悪の事態に立ち至ったのである。

 まさに波瀾万丈ではあったが、悔いはない。

 慣れぬ環境の中で、やれるだけのことはやったのだ。

 あとは、この過去を振り切って先行きの見えない新生活を模索してゆくだけである。

 思い出は尽きないが、読者の方々のご健勝を祈りつつ、ここで静かに筆を措くことにしよう。

 オーマチョーパー!(カレン語でグッドラック)

★チェンマイ&北タイ旅のご相談はこちらから。
 https://traveloco.jp/loco/kuntaa2726

★運転手付きワゴン車&乗用車が必要になったら「チェンマイフレンドリー ・カーサービス」へ!
【連絡先】 SV GLOW Co., Ltd.
*日本語専用電話 09-3291-0786 (広報支援ボランティア直通)     
*日本語専用e-mail : bestdrive-chiangmai@yahoo.co.jp
*URL : https://www.facebook.com/kunta2627/?modal=admin_todo_tour

★あなたのワンクリックが惜別の涙にくれる爺様を救う!?
 今日も応援クリックをよろしく!

アジア(海外生活・情報)ランキング

★クンター、今日のお薦めです。




 

世界遺産

★まずは、カオマンガイで腹ごしらえ

 チェンマイから6人の中国人ツーリストを乗せて、世界遺産のスコータイに行ってきた。

 このレンタル&ドライブコースは、「チェンマイからさほど遠くない場所で、歴史的な遺産を見学したい」というお客さまからの要望に応じて提案したものだ。

 動画が掲載できるファイスブックでは、一昨日から数回にわたり、その様子をスライドショーにして紹介している。

th_ソース前

th_ソースあと


 出発直後に、ひとりのお客さんが魔法瓶を宿に忘れるというハプニングがあった。

th_ツアーリーダーの施shiさん


th_さあ、出発だ


 急遽、宿にユータンしたのだが、魔法瓶の行方は杳として知れない。

 が、その後のトイレ休憩でシートの下にあったことが判明。

th_落とし物はイスの下


 それから、すっかり車内の空気もほぐれ、女性たちのコーラスが始まったり(二人が音楽教師!)、私たちも含めた記念撮影になったり。

th_記念撮影

th_宿に横付け


 元番頭さんも、思わず5年ぶりの顔出しだ。😅

★ランチは「クイッティアオ・スコータイ」

 快適かつ愉快なおよそ4時間のドライブで、私たちは目指すスコータイに到着。

ヤクザ運転手


クイッティアオ


 チェンマイのヌードルとはひと味違う上品な味わいの「クィッティアオ・スコータイ」をいただいてから、いよいよ世界遺産に指定された「歴史的公園」の探索に突入だ。

歴史公園看板

地図&入場券


★もしも、チェンマイで運転手付きワゴン車&乗用車が必要になったら!
【連絡先】 SV GLOW Co., Ltd.
*日本語専用電話 09-3291-0786 (広報支援ボランティア直通)     
*日本語専用e-mail : bestdrive-chiangmai@yahoo.co.jp
*URL : https://www.facebook.com/kunta2627/?modal=admin_todo_tour

★あなたのワンクリックが爺様を救う!?
 今日も応援クリックをよろしく!

アジア(海外生活・情報)ランキング

★クンター、今日のお薦めです。
D17 地球の歩き方 タイ 2018〜2019 [ 地球の歩き方編集室 ]
D17 地球の歩き方 タイ 2018〜2019 [ 地球の歩き方編集室 ]

カヌンスープ

 昨夜もまた、2時間半しか眠れなかった。

 昼間は、実に5年半ぶりに。

 ちょうど「世界の果ての日本人」の取材があったとき「オムコイ・バンブーハウス」に泊まってくれていた年上の友人・Kさんと会うために、某所まで炎天下を片道30分かけて歩いた。

 待ち合わせ場所のカフェでは、2時間半近くもぶっ続けでしゃべり通し、帰りもまた夕暮れの中を30分かけて歩いた。

 あたりが薄暗くなるにつれて気温がぐんぐん下がり出し、大汗に濡れた速乾性の半袖Tシャツがじわじわと背中を冷やす。

 剥き出しの両腕がひんやりとした風に触れて、掌でこすりたくなるほど冷たくなって来た。

        *

 そのまま近所の総菜屋に立ち寄り、トムジュッ(マイルドな味付けの豚肉野菜春雨スープ)と豚肉ジャガ芋甘辛煮込み(各20バーツ)、それに炊きたてのカオニヤオ(餅米)を5バーツ分確保。

 部屋に戻るとびしょ濡れの服や下着を脱ぎ捨て、大急ぎでシャワーを浴びた。

 うへっ、チベタイ!(だって、月家賃1,600バーツなんだも〜ん)

 年末年始はぐっと冷え込むそうだから、思い切って電気温水器を仕入れるかなあ。

 あの寒いオムコイを離れて、すでにほぼ2ヶ月。

 爺さま、このチェンマイ郊外において都市生活の余波を受けてか、すっかり軟弱化してしまったようだ。

        *

 総菜をつまみにビアレオ(55バーツ)を一気に飲み干し、ちょっと考えてからHong thong(タイ産一応ブレンディッドウイスキー)をストレートで少々。

 いつも一応「ちょっとだけ」考えるのは、一応爺様が「高血圧症患者」だからだ。

 ほんでも、今日は朝も含めると2時間以上は歩いた。

 特に日中と夕方には大汗をかいたのだから、まあ、許容範囲だろう。

 勝手にすぐさま自分を許して、ちょっとばかり酔っ払った。

 だから、午後8時にはベッドに倒れ込んだのだが、「やったあ、朝だ!」と糠喜びしながら覚めて時計を見ると、まだ1時間しか経っていなかった。

 とほほ。

        *

 それから、目をしょぼしょぼさせながら、撮り溜めた膨大な数の写真を整理して、短いキャプションを付けた。

 この根気のいる、しかし楽しい仕事ができなくなったときに、私は人生の年貢を完全に納めざるを得なくなるのだろう。

 ふと、そんな老いの寂しい想いに囚われながら、完璧に仕事を終えた。

 あとは、これらの写真をイキイキと躍動させることのできる素敵な舞台を、自らの筆、もといキーボードで描き出すだけである。

 気がつけば、すでに零時半。

 あわてて、ベッドに入り直した。

 そうして、再び目覚めてみると、時計の針は午前2時を指していた、というわけだ。

        *

 ここでもう一度、あと1時間でも眠れれば心身ともに快調になるのだろうが、そうは問屋が卸さない。

 どうせ時間を潰すのなら、少しでも仕事に活かせることをしたい。

 ふと思いついて、カヌンちゃんの「激旨!タイ食堂」を眺めることにした。

https://youtu.be/oJyH_AyrxbM

 公開ビデオの中には、確か北タイ料理を取り上げた回もあったはずだ。

 それなら、「北タイ旅のプランナー」としての私の勉強にも役立つだろう。

 それに、見終わってから納得がいった場合には、Facebookでシェアすればいい。

 そうすれば、一緒に北タイの旅を創ることになった信頼する若い友人・西尾さんのツアー会社TOLIPULLの宣伝にもなるではないか。

        *

 カヌンちゃんは、今日も元気だった(収録日はロイクラトーンのあとだったらしいけど)。

 そして、元気にしゃべり、モリモリ食べた。

ナムプリック


 「あ、あ、こらこら! ナンプリックをそんなにたくさんケープムー(豚皮のカリカリ揚げ)につけたら、辛くて頭から火が噴き出るぞお!

 爺さまはすでに、カヌンちゃんが辛さに弱いことをよく知っている。

 もうすっかり、カヌンちゃんの祖父さま気分で、ハラハラドキドキ。

        *

 ナムプリックの味見のあとにコメントが発せられるまで、ちょっと間が空いた。

 心無しか、表情も強張って見える。

 「か、辛い〜!」

 悲鳴をあげて泣き出すのではないか。

 そう危惧したのだが、杞憂に終わった。

 「あんまり辛くしてないから、アタシでも大丈夫です」

 そう言いながら、カオニヤオ(餅米)に手を伸ばし、ナムプリックをまぶして頬張った。
 
 あれ、本当は相当に辛かったんじゃないのかなあ。

        *

 でも、その言葉をほんとうに信じるとするならば、辛くない北タイ料理の一体どこに存在価値があるというのだろう?

 それは、気の抜けたわさび、気の抜けたビールに等しい。

 なんぞと偉そうなことを書きながら、実は私自身もカレン族の村で暮らし始めた当初は、敵に「辛くない」ナムプリックを作ってもらっていた。

 そして、それを敵が面倒がるようになると共に、私の舌も否応なく鍛えられ、いつしか「辛くないタイ料理になんの意味がある」なんぞと豪語するまでに増長してきたのであった。

 だからして、この北タイ料理専門店が若いチェンマイ人や観光客のために辛さを控えめにして、その独特の素材や調理法、香草、薬草などの按配などについて、より広く知ってもらおうとする努力については、大いに賞揚しなければなるまい。

 ああ、カヌンちゃん。

 ひどい目に遭わなくって、よかったねえ。

       *

 最後に紹介されたのは、北タイでしか採れない「ヘットトップ」をメイン素材にしたキノコ料理「クア・ヘットトップ」だった。

 カヌンちゃんが無心でかじっているこのヘットトップ、じつは元番頭さんの私も、何度か山奥に採りに行ったことがある。

 普通のキノコとは違って、このヘットトップ、柄を伸ばさない。

 その黒くて丸い粒のような体を、地面に直接埋めるようにして成長するのだ。

 だからして、見つけるのがきわめて難しい。

 しかし、一旦その大元の菌根(?)を発見すると、である。

 あたり一面に、まるでころころと転がるような姿でびっしりと張り付いているヘットトップの群れを、一網打尽にすることができるのであるのであ〜る!

         *

 最盛期には市場で高値で取引されることもあって、中には飼料袋いっぱいのヘットトップを収穫する強欲、もとい、剛の者もいた。

「今日はあいつが、あそこの裏山で1,000バーツも稼いだらしい」

 普段とは一桁も違うそうした豪儀な噂話が飛び交うのも、このヘットトップがいかに高い人気を誇っているかの確かな証拠と言えるだろう。

 それなのにカヌンちゃん、いったんビデオを止めさせるくらいに、夢中でヘットトップを食べまくっていたらしい。

 いやはや。

*冒頭写真はカヌンちゃんの呼び名のもとになっているらしいカヌン(ジャックフルーツ)のスープである。4月のソンクラーン(タイ正月)に、北タイの正月料理として振る舞われる。

★チェンマイ&北タイ旅のご相談はこちらから。
 https://traveloco.jp/loco/kuntaa2726

★チェンマイで運転手付きワゴン車&乗用車が必要になったら「チェンマイフレンドリー ・カーサービス」へ!
【連絡先】 SV GLOW Co., Ltd.
*日本語専用電話 09-3291-0786 (広報支援ボランティア直通)     
*日本語専用e-mail : bestdrive-chiangmai@yahoo.co.jp
*URL : https://www.facebook.com/kunta2627/?modal=admin_todo_tour

★あなたのワンクリックが不眠腹ぺこの爺様を救う!?
 今日も応援クリックをよろしく!

アジア(海外生活・情報)ランキング

★クンター、今日のお薦めです。
タイ料理大全家庭料理・地方料理・宮廷料理の調理技術から食材、食文化まで。本場のレシピ100【電子書籍】[ 味澤ペンシー ]
タイ料理大全家庭料理・地方料理・宮廷料理の調理技術から食材、食文化まで。本場のレシピ100【電子書籍】[ 味澤ペンシー ]

いちご畑2

 激しい霧のしぶきで全身を濡らしてくれた大滝さまの衝撃覚めやらぬまま。

 なにやら夢見心地でトレッキングロードを辿るうち。

 細い山道の左手が唐突に明るく開けて、眼前に息を呑むような大景観が広がった。

いちご畑1


 それにしても、まるで測ったように整然と美しいカーブを描いているあの緑の鮮烈!

 山奥の村で見慣れた棚田でもなく。

 最近、山奥のあちこちで見かけるようになった高原野菜でもなく。

 一体、あれは何なんだ!

下っていちご畑

広いいちご畑


 西尾探検隊長とふたり、しきりに首を捻っていると、ガイドのデェ〜オが素晴らしい発音の英語で、こう叫んだ。

完熟いちご20b

いちごの葉っぱ

いちご未熟


「ス、ストロベイリイ〜〜〜!」

西尾いちご試食

西尾いちご2


★チェンマイ&北タイ旅のご相談はこちらから。
 https://traveloco.jp/loco/kuntaa2726

★運転手付きワゴン車&乗用車が必要になったら「チェンマイフレンドリー ・カーサービス」へ!
【連絡先】 SV GLOW Co., Ltd.
*日本語専用電話 09-3291-0786 (広報支援ボランティア直通)     
*日本語専用e-mail : bestdrive-chiangmai@yahoo.co.jp
*URL : https://www.facebook.com/kunta2627/?modal=admin_todo_tour

★あなたのワンクリックが愛に飢えた爺様を救う!?
 今日も応援クリックをよろしく!

アジア(海外生活・情報)ランキング

★クンター、今日のお薦めです。


↑このページのトップヘ